ガラスの飴ちゃん飾りました。
2010年05月24日
カバンの嫁入り
2010年05月23日
ずいぶんと久しぶりに神戸の三宮へ足を運びました。
そんなに強くこだわっているわけではないのですが、いつもコーヒー豆を買っているお店があり、在庫がなくなるとふらりと訪れているのです。多めに購入して豆のまま真空パックして冷凍して、なので2-3ヶ月に1回くらいの来訪?(来神?)でしょうか。
残念ながら結構な雨でした。あまりうろうろすることも出来ず、いつも足を運んでいるお店だけをふらふら見て回りました。ほとんどお買い物することもなく、まさに「Window shopping」です。で、神戸に行くと必ずのぞいているお店が、あるカバンやさんと靴やさん。それぞれまさに「ノーブランド」でオリジナルなものだけをおいているお店です。でも本当にとても質がよく、数年に1回素敵な出会いがあり我が家へお迎えしているのです。でも、それだけでなく店員さんの対応もとても気持ちがいいのです。
今日は全く購入の予定はなかったのですが、カバンやさんのほうでずっとずっと気になっていたカバンの色違いバージョンが展示されていました。数ヶ月に1回の来店なのですが、何度か欲しいなと思いつつ何となく購入するに至りませんでした。かれこれ1年くらいたっていたかもしれません。でもよほど物欲しそうに眺めていたのでしょうか、今日は「以前、ご来店されていましたよね?」と声をかけられめちゃくちゃ驚きました。確かに何度か訪れてそのたびに「う=ん」とため息をついて何も買わずに出て行っていました。数ヶ月に1度の「何度かの来店」なのに覚えられているなんて。相当よだれをたらして見ていたのでしょうね。それにしてもすごいです、よく覚えているな〜。
一泊二日の学会へ出かけることが増え(数日間行きにくくなった?)、そのためのコンパクトなかばんが欲しかったのです。何事につけても「ひとひねり」ならぬ「半ひねり」をモットーにしていたので、今日の出会いはちょっと目を引く色のカバン、質も良くて一点もの。ついに我が家へお迎えしてしまいました。
とてもとても丁寧な対応、何も買わなかったお客を「覚えている」というプロ意識。悩んでいる時もあーだこーだとしつこく迫ることなくすっと席をはずして「悩む時間」を作ってくれました。手入れの仕方も聞くと丁寧に教えてくださり、その対応と商品に対する愛情に驚くばかりです。
お店を出る時にも最後まで丁寧にお辞儀をしてそのカバンの「嫁入り」を送り出してくれました。マニュアル通りではなく心のこもった対応はちゃんと伝わります。この心地よさ。見習わなくてはいけませんね。
そんなに強くこだわっているわけではないのですが、いつもコーヒー豆を買っているお店があり、在庫がなくなるとふらりと訪れているのです。多めに購入して豆のまま真空パックして冷凍して、なので2-3ヶ月に1回くらいの来訪?(来神?)でしょうか。
残念ながら結構な雨でした。あまりうろうろすることも出来ず、いつも足を運んでいるお店だけをふらふら見て回りました。ほとんどお買い物することもなく、まさに「Window shopping」です。で、神戸に行くと必ずのぞいているお店が、あるカバンやさんと靴やさん。それぞれまさに「ノーブランド」でオリジナルなものだけをおいているお店です。でも本当にとても質がよく、数年に1回素敵な出会いがあり我が家へお迎えしているのです。でも、それだけでなく店員さんの対応もとても気持ちがいいのです。
今日は全く購入の予定はなかったのですが、カバンやさんのほうでずっとずっと気になっていたカバンの色違いバージョンが展示されていました。数ヶ月に1回の来店なのですが、何度か欲しいなと思いつつ何となく購入するに至りませんでした。かれこれ1年くらいたっていたかもしれません。でもよほど物欲しそうに眺めていたのでしょうか、今日は「以前、ご来店されていましたよね?」と声をかけられめちゃくちゃ驚きました。確かに何度か訪れてそのたびに「う=ん」とため息をついて何も買わずに出て行っていました。数ヶ月に1度の「何度かの来店」なのに覚えられているなんて。相当よだれをたらして見ていたのでしょうね。それにしてもすごいです、よく覚えているな〜。
一泊二日の学会へ出かけることが増え(数日間行きにくくなった?)、そのためのコンパクトなかばんが欲しかったのです。何事につけても「ひとひねり」ならぬ「半ひねり」をモットーにしていたので、今日の出会いはちょっと目を引く色のカバン、質も良くて一点もの。ついに我が家へお迎えしてしまいました。
とてもとても丁寧な対応、何も買わなかったお客を「覚えている」というプロ意識。悩んでいる時もあーだこーだとしつこく迫ることなくすっと席をはずして「悩む時間」を作ってくれました。手入れの仕方も聞くと丁寧に教えてくださり、その対応と商品に対する愛情に驚くばかりです。
お店を出る時にも最後まで丁寧にお辞儀をしてそのカバンの「嫁入り」を送り出してくれました。マニュアル通りではなく心のこもった対応はちゃんと伝わります。この心地よさ。見習わなくてはいけませんね。
飴ちゃんもろた。
2010年05月22日
来週あたりにディスプレイを6月バージョンに変えようと思っていました。昨年と同様に、というところが申し訳ないのですが、「あじさいとカタツムリ」と「あめ」・・・で、「飴ちゃん」です。
飴ちゃんのほとんどはイタリアの「ヴェネツィアングラス」です。はっきりしたきれいな色彩です。昔貧乏旅行で訪れたことがあるのですが、ヴェネツィアングラスはきれいなガラス細工ながら「ちょっと派手だから自宅に飾ってもおかしいし、高すぎるし」というものでした。でもせっかくだし何かないかなと思いながらうろうろしていたらふと目に入ったのです。箸置きの大きさのガラスの飴ちゃん! お値段も手頃で(大きなものは冗談のように高価!)これなら誰かのお土産にできるゾ、と思って10個ほど買ったのですが・・・とってもきれいだったので結局自分のモノにしてしまいました。その後もう1度だけイタリアを訪れたのですが、フィレンツェでまたちょっぴりデザインの異なる飴ちゃんグラスを発見、「やっほー!」とばかりにやっぱり10個ほど購入。これですっかりイタリア気分!
その後なんと長野の安曇野で「箸置き」として日本のものらしいきれいなガラスの飴ちゃんを発見。こうなったら集めちゃえ、とばかりに数個購入。昨年の6月にはそれらをディスプレイにお披露目しました。ごらんになった方もいらっしゃるかと思います。
で。
今回、いつもお世話になっている会計士さんがイタリア旅行されると聞き、「ねぇねぇ、もし見つけたら・・・」とおねだりし、またまた飴ちゃんゲット!してしまいました。少しデザインも異なり、またとっても小粒の(透明だけど「いちごみるく」を思い出すような)飴ちゃんもあり、とってもとっても、とっても!うれしいお土産でした。
なかなかお土産って、そのときはうれしいけど大きな飾り物になると・・・じゃま、ってことありますよね。このヴェネツィアン飴ちゃん、本当におすすめです。とてもおしゃれできれいで、なにより場所いらずですし。なんだか「大阪のおばちゃん」みたいでいいと思いませんか、「飴ちゃんあげるわ〜。」みたいで(笑)?
6月のディスプレイとしてもうすぐお披露目しますね。きれいですよ〜。
どうぞお楽しみに!
飴ちゃんのほとんどはイタリアの「ヴェネツィアングラス」です。はっきりしたきれいな色彩です。昔貧乏旅行で訪れたことがあるのですが、ヴェネツィアングラスはきれいなガラス細工ながら「ちょっと派手だから自宅に飾ってもおかしいし、高すぎるし」というものでした。でもせっかくだし何かないかなと思いながらうろうろしていたらふと目に入ったのです。箸置きの大きさのガラスの飴ちゃん! お値段も手頃で(大きなものは冗談のように高価!)これなら誰かのお土産にできるゾ、と思って10個ほど買ったのですが・・・とってもきれいだったので結局自分のモノにしてしまいました。その後もう1度だけイタリアを訪れたのですが、フィレンツェでまたちょっぴりデザインの異なる飴ちゃんグラスを発見、「やっほー!」とばかりにやっぱり10個ほど購入。これですっかりイタリア気分!
その後なんと長野の安曇野で「箸置き」として日本のものらしいきれいなガラスの飴ちゃんを発見。こうなったら集めちゃえ、とばかりに数個購入。昨年の6月にはそれらをディスプレイにお披露目しました。ごらんになった方もいらっしゃるかと思います。
で。
今回、いつもお世話になっている会計士さんがイタリア旅行されると聞き、「ねぇねぇ、もし見つけたら・・・」とおねだりし、またまた飴ちゃんゲット!してしまいました。少しデザインも異なり、またとっても小粒の(透明だけど「いちごみるく」を思い出すような)飴ちゃんもあり、とってもとっても、とっても!うれしいお土産でした。
なかなかお土産って、そのときはうれしいけど大きな飾り物になると・・・じゃま、ってことありますよね。このヴェネツィアン飴ちゃん、本当におすすめです。とてもおしゃれできれいで、なにより場所いらずですし。なんだか「大阪のおばちゃん」みたいでいいと思いませんか、「飴ちゃんあげるわ〜。」みたいで(笑)?
6月のディスプレイとしてもうすぐお披露目しますね。きれいですよ〜。
どうぞお楽しみに!
20年という節目
2010年05月21日
私事ですが、昨日結婚20周年を迎えました。磁器婚式、なんだそうです。別に何もなく、ちょっと外食しに行っただけ、ですが。
気持ちの上では昨日の「記念日」も重要なのですが、実はもっと「記念」なのが、結婚式の翌日(つまり5月21日)から医師という仕事をスタートした、つまり研修医として働き始めたことなんです。そのことのほうがはるかに大切な節目、なんです。
医師として20年目。最初に医師になろうとした時の思い、仕事を始めた時の目標・決意、ずいぶん偉そうな大層な気持ちを抱いていたようにも思います。理想の医師像と今の自分はかなりかけ離れている?・・・そうかもしれません。専門分野の第一線でバリバリ、なんてことも昔は夢見ていましたし。でも、諸先生方との出会いがあり、そして多くの患者さん達・そのご家族がたくさんの事を教えて下さいました。だからこそ何が一番大切なのか、何が自分に出来ることなのか、自分は何がしたいのか、どんどん変化していって、そして今の自分があるんですよね。本当に、恵まれた20年だったなと、感謝の思いでいっぱいです。
でも、この20年、私はきちんと成長しているでしょうか。ちゃんと前を向いて歩いているでしょうか。ん〜・・・自信ないですね。その場で足踏みしていた時期も本当に多くありましたし、ぐるぐる回ったり、地団太踏んだりしていたことのほうが多かったような気がします。完全に後ろを向いていたこともありましたし。今はどうでしょう?
今でも自分の理想像はあります。それは最初とは全く異なるものですが、それでも常に目標として求め続けたいと思っています。そして、10年、20年と、今度こそ胸を張って自慢できる月日を重ねていきたいですね。仕事を始めた最初の頃の、引き締まった緊張感をもう一度思い出しつつ。
気持ちの上では昨日の「記念日」も重要なのですが、実はもっと「記念」なのが、結婚式の翌日(つまり5月21日)から医師という仕事をスタートした、つまり研修医として働き始めたことなんです。そのことのほうがはるかに大切な節目、なんです。
医師として20年目。最初に医師になろうとした時の思い、仕事を始めた時の目標・決意、ずいぶん偉そうな大層な気持ちを抱いていたようにも思います。理想の医師像と今の自分はかなりかけ離れている?・・・そうかもしれません。専門分野の第一線でバリバリ、なんてことも昔は夢見ていましたし。でも、諸先生方との出会いがあり、そして多くの患者さん達・そのご家族がたくさんの事を教えて下さいました。だからこそ何が一番大切なのか、何が自分に出来ることなのか、自分は何がしたいのか、どんどん変化していって、そして今の自分があるんですよね。本当に、恵まれた20年だったなと、感謝の思いでいっぱいです。
でも、この20年、私はきちんと成長しているでしょうか。ちゃんと前を向いて歩いているでしょうか。ん〜・・・自信ないですね。その場で足踏みしていた時期も本当に多くありましたし、ぐるぐる回ったり、地団太踏んだりしていたことのほうが多かったような気がします。完全に後ろを向いていたこともありましたし。今はどうでしょう?
今でも自分の理想像はあります。それは最初とは全く異なるものですが、それでも常に目標として求め続けたいと思っています。そして、10年、20年と、今度こそ胸を張って自慢できる月日を重ねていきたいですね。仕事を始めた最初の頃の、引き締まった緊張感をもう一度思い出しつつ。
目を合わせて
2010年05月19日
今日の予防接種枠はポリオdayでした。いつも予防接種か風邪ひきで来院されるこども達がほとんどなので小さなちびっ子は大粒の涙を流してえんえんえん・・・。でも、ひょいっと薬を口(私はお口の右側狙い)に入れると「ん?」と泣きやむ子が多いのです。もぐもぐして味わうこどももよく見かけます。今日は少し大きい子で右のほほの内側を舌でぺろぺろしていました。ちょっぴり甘いらしいですね。さすがに味見はしたことないのですけど。
一人、なんだか印象に残る小さな女の子がいました。例によってえんえんえんと泣いていたのですが、「今日は“あいたた”なしだよ。大丈夫だから。」といつものように語りかけて診察しようとして、すっと本人と目が合いました。まだ難しい言葉は何もわからないような小さい子なのですが、吸いこまれるようなまなざしで見つめてきました。そこでもう一度「大丈夫だよ。」というと嘘のように泣きやみじっとしてくれました。ご両親はとても愛情あふれた、そしてきちんとこどもの目を見つめながら育てていらっしゃるのでしょうね。一瞬のことでしたが、ひさしぶりにちょっぴり感動でした。
最近は、目を最後まで合わすことのないこども達が増えてきているような気がしてなりません。わざとぷいっとそらす子はあまり心配していませんが、なんだか落ち着きなく、目を合わすことなく、こちらの語りかけをまるで聞こえないようにごそごそしているこどもを見ると、なんだか「大丈夫かなぁ。おうちではきちんと目を合わせているのかなぁ。」と心配になります。
みなさん、おうちではきちんと目を合わせてお話していますか? ほめる時も叱る時も、きちんと目を見てお話してあげてください。こどもには必ず気持ちが伝わります。そして、自分のことをきちんと伝えられるこどもになります。
それにしても、今日はその女の子のおかげで心の中にすっと心地よい風を通してもらった気がします。
一人、なんだか印象に残る小さな女の子がいました。例によってえんえんえんと泣いていたのですが、「今日は“あいたた”なしだよ。大丈夫だから。」といつものように語りかけて診察しようとして、すっと本人と目が合いました。まだ難しい言葉は何もわからないような小さい子なのですが、吸いこまれるようなまなざしで見つめてきました。そこでもう一度「大丈夫だよ。」というと嘘のように泣きやみじっとしてくれました。ご両親はとても愛情あふれた、そしてきちんとこどもの目を見つめながら育てていらっしゃるのでしょうね。一瞬のことでしたが、ひさしぶりにちょっぴり感動でした。
最近は、目を最後まで合わすことのないこども達が増えてきているような気がしてなりません。わざとぷいっとそらす子はあまり心配していませんが、なんだか落ち着きなく、目を合わすことなく、こちらの語りかけをまるで聞こえないようにごそごそしているこどもを見ると、なんだか「大丈夫かなぁ。おうちではきちんと目を合わせているのかなぁ。」と心配になります。
みなさん、おうちではきちんと目を合わせてお話していますか? ほめる時も叱る時も、きちんと目を見てお話してあげてください。こどもには必ず気持ちが伝わります。そして、自分のことをきちんと伝えられるこどもになります。
それにしても、今日はその女の子のおかげで心の中にすっと心地よい風を通してもらった気がします。

(医)こどもクリニック北
理事長 北 知子
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-4
リーザス南千里2階
TEL:06-6836-0896
FAX:06-6836-0898

そんな中、少しでもさわやかに、と感じていただけるかどうかわかりませんがディスプレイを6月バージョンに変えました。先日お伝えしたガラスの「飴ちゃん」をざらざらっとガラスの板の上にばらまきました。何か入れ物を、とも思ったのですが、下からのぞいてきれいなガラスの色を楽しんでいただきたかったのであえて無造作に。ばらまいてみると結構数が多くなっていることに気づきました。なんだか宝物が増えたようでうれしいですね。ほんの少し旅行の思い出に浸りつつ、私自身も約1か月楽しもうと思っています。
一番下の段にはピーターパンの飛び出す絵本をそのまま飾っています。数日に1ページずつめくっていたのですがあともう少しで終わりです。この次は・・・また別のものをお披露目していきます。
しんどい中(しかも今日は大雨警報!)クリニックへ来ざるをえなかったこども達やお母さん方に、ちょっとでも「へぇっ〜!」と気持ちの中に風を通すような役に立ってくれたらうれしいです。