吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

こどもクリニック 北 tel.06-6836-0896

ブログ

3代目は長生き

2010年06月21日
先週土曜日にスタッフ研修を行ったのですが、来られた講師の方にほめていただいたものです。
それは・・・受付に飾っているバルーンです。

以前にもブログでお話したことがあるのですが、始まりはクリニック開設のお祝いとしてのいただいたものなのです。バルーン電報っていうものがあるんですよね。私はこの時初めて知りました。とてつもなく大きな箱が届き、ふたを開けてみるとむくむくむくっとバルーンが飛び出し・・・正直かなり驚きました。これまでにいただいたプレゼントの中で1,2位を争うほど、めちゃくちゃうれしかったです。あまりにも嬉しかったので受付カウンターに飾ったらこれがまたクリニックの雰囲気にぴったりマッチしてびっくり。今ではすっかりクリニックの顔になっています。

実はこのバルーン、3代目になります。バルーンの中に充填するヘリウムガスもあるのですが、どうしても少しずつもれて縮んできます。「おおむね2週間お楽しみいただけます」とか書いてあったようにも思うのですが、このいただきものは半年以上もちました。さすがにもうだめだ〜、でもどうしよう〜、といろいろ考えた挙句私からクリニックへのプレゼントとして送ってもらったのが2代目です。ちょっぴりブルーも混ぜてみましたが、残念ながらこれは半年もちませんでした。微妙にあたりはずれがあるのでしょうか。

そして今。3代目です。ある人へのプレゼントとしてバルーン電報(最近贈り物として病みつきなんです)を頼んだ時、ついでにクリニックへも贈りました。なんとこれが結構長生きさんです。もすぐ10か月くらいになるのでは? 時々ガスを充てんしていますがまだまだ元気。おもりとしてついていた天使の形のバルーンはしわしわのおばあちゃんになったので引退してもらいましたが、ハート形の3つのバルーンはいまだ持って健在です。

今日ふとバルーンをほめていただいたことを思い出し、そういえば昔ならった徳川3代目は家光だったっけ?たしか長く勤めていたんだよな、とか思い出し・・・最近、国の首相が次々と変わっている中、国を代表する人くらい、誰でもいいからなんやかや言っても長生きしてがんばってみてほしいよな、なんて思ってしまいました。
ウチのバルーンを見習ってみろ〜!・・・なんてね。

がんばれがんばれ!

2010年06月18日
なんだかすごい雨ですね。時々発作的にざーっと集中豪雨。今日は金曜日だし夕飯には冷蔵庫の残り物を片付けよう、とスーパーに寄らずに帰ったのですが、帰宅して車を降りたとたんに迫力を増して降り始め、ほっと胸をなで下ろしたところです。

明日、スタッフの研修のためにお休みをいただいていますが、なんだかしんどいこども達が多くて心配です。私自身少し喘息が出ることがあるのですが、今日は朝からちょっと「むむっ!?」という感じです。案の定何人ものこども達が少ししんどい様子で、吸入器の貸し出しも在庫切れです。他にもなんだか心配なこども達がたくさん。出来るだけ夜間や休日の救急受診を少なくすることも私たち開業医の重要な役目とは思うのですが、今日はたくさん説明をした後も「絶対無理しないでね。必要以上にねばっちゃだめですよ。」と言わざるを得ない、そんな状況のこども達が多かったです。

雨、とか、週末、とか。とても人を不安にさせますね。高い熱があっても大きな声で泣いている、あるいはにこにこしているこどもであればまだ大丈夫と思うのです。でも、今日はさほど高い熱じゃないのにしょぼんと元気のないこども達が多くて・・・嫌な週末だな、心配だな、と気持ちが思い切りブルーになったまま診療を終えた状況です。

重症とか軽症とか。お熱の高い低いではありません。こども達がいかに元気かどうか、です。熱が下がっても呼吸が速い、肩や鼻を動かしながら早い呼吸をしている。夜も咳で眠れない。ご飯が食べれない、水分がなかなか飲めない。そういうのがとても心配です。熱が高くてもご飯食べている、おしっこ出ている、ご機嫌もまずます。そんな様子であれば少し様子を見ても大丈夫! 熱が高くてぐったりしているようならまず身体のあちこちをほんのり冷やして上げてください。飲めそうなら水分を少しずつ。それでもだめなら熱冷まし(頓服・座薬・解熱剤・・・いろいろな言い方や種類はありますが)を使って見てください。1度から1.5度ほど熱を下げてあげるだけでも少し身体が楽になります。ちょっぴり元気になったところで水分や食事を取らせて上げてください。

がんばれがんばれ。
ばいきんまんに負けないで!

マイカーデイ

2010年06月17日
梅雨の間の「つかの間の晴れ間」の今日、天気予報通りとても暑かったのですが思い切って「マイカーデイ」にしました。というのも、先日車の助手席側を擦ってしまい塗装がはがれてしまったままだったからです。愛息子が急病になったときの傷です(えっと、5月31日の出来事です)。自慢じゃないけど車の運転歴25年以上で「自損」は初めてです。そのまま放っておこうかとも思ったのですが、梅雨のこの時期です、さびてしまうとさすがに愛車も文句を言うでしょう。そういえばオイル交換も久しくしていません。よし、今日こそ!・・・という訳です。

大阪市内のディーラーさんへ行って相談すると「扉の方の傷で穴が開いていますよ。」と。・・・はぁ!?
よくよく見ると確かに中がちらりと見えます。耳鏡で耳アカの隙間から鼓膜をのぞき見た、そんな感じですが、確かに穴が開いているんです。思っていた以上の重症のようで、修理も約1週間、金額は覚悟していた以上、というか3倍以上。恥ずかしながら受け付けカウンターで思わず「え〜っ!?」と大声を出してしまいました。

自損用の保険には入っていなかったので全くの自腹です。念のためにと担当の方が保険会社に保険内容を確認してくださってのですが人の車にぶつけた場合のみだったようです。やっぱりね。それでもやむを得ません。自分が動ける&台車の手配が出来る条件で修理日程の予約をして、その足ですぐ別の安いお店でオイル交換をしてきたのですが、全部併せて結構時間がかかってしまいました。でも、車は自分の大切な足です。大事にしなくちゃいけませんよね・・・なんて今頃言うのも恥ずかしい限りですが。

少し話はそれますが、重症だったことの衝撃の中でほんの少し気持ちが和んだ言葉。修理の担当の方が電話で保険会社に保険内容を確認してくださった時、電話口で「車のナンバーは、神戸、330、すずめのす・・・」と。さらりと雀が出てきたのです。確かに電話口ではわかりにくいですものね、さしすせそって。そういえば自分の名前を相手へ告げる時も「東西南北の北、知子は知る子、無知の知です。」と言っています。きっと皆さんも名前を伝える時の「いつもの言い方」がありますよね。すずめのす、かぁ、私ももう少しかわいらしい言い方を考えようかな、なんて帰り道で思いながらショックから少し気持ちが落ち着きました。

なつかしのスヌーピー

2010年06月15日
近畿地方は6月13日から梅雨入りしているそうですが、今日は早速どっぷり雨模様だったようですね。昼間は全然外へ出ていないので、どの程度なのかはわかりませんが、子供たちの長靴率がとても高かったので、そうなのかな、と。

中学時代、スヌーピーにハマっている友人がいてよく本を借りて読んでいたのですが、その中で「土砂降り雨はおしゃべりだ〜!」とルーシーが楽しそうに雨の中でダンスを踊っているシーンがとても印象に残っています。雨って、どうしても気持ちはめいるし、湿度が高くてじめじめするし、洋服は油断するとずぶぬれになるし、と全くでもっていい印象がないのですが、「土砂降りだ〜やだなー」と思うと、「土砂降り」をキーワードにいつもルーシーのダンスシーンを思い出してふと気持ちが楽になるんです。一体どんな歌なのでしょうね。本物を聞いてみたいです。

スヌーピーはとてもかわいらしいですがそれだけでなく、本の内容はとても奥深いものがあります。キャラクターはみんなこどもなのに、こどもの意見もあれば老人のように達観したセリフも出てきます。中学時代のいろいろな悩み、いくつかはスヌーピーの本に助けてもらったようにも思います。・・・「土砂降り雨はおしゃべりだ〜!」という言葉を頭の中に浮かべて、ふと昔を思い出してしまいました。

どんな辛いことも嫌なことも、気持ちを切り替えれば楽しく感じられるはず。
そういえば昔はスヌーピーが時々ステップダンスを披露しているシーンもとても好きでした。気持ちを奮い立たせようと思う時、なぜかいつもふとそのダンスしているスヌーピーの姿が頭に浮かんでいたのです。自分の中の「元気・楽しい」の象徴・イメージだったのでしょうか。あんなに楽しくステップを踏んで踊れるような、そんな明るいイメージの自分になりたい、そんな感じ?
・・・なんだか久しぶりに中学高校時代に思いをめぐらしてしまいました。スヌーピーも久しぶりに思い出しましたね。懐かしいですねぇ。思えば遠くへきたもんだ。。。

とりあえずせっかくだから、ルーシーやスヌーピーに見習って、なんでも、たとえ憂鬱な梅雨でも、楽しく満喫するように工夫してみましょうかね。

ブブセラぶーぶー

2010年06月14日
サッカーのワールドカップが始まりましたね。
寝不足のお父さんお母さんもいらしゃるのでは?
今夜はついに日本の出場!・・・なんとか1勝はしてほしいところですが。

いつも日曜日の夜はとにかく早く寝るようにしています。ボケた身体と頭では月曜日戦えませんから。さっさとベッドにもぐりこんで寝ようとしたのですが、狭い自宅ですのでリビングから聞こえるんです。「ぶぅ〜〜〜〜〜!」とい途切れない音が。夫がサッカーの試合を見ているのはいいとして、その画面から聞こえてくるあの長細いラッパ、ブブセラ(VUVUZELAって書くみたいです)とうらしいですが、この音が本当に途切れなくずーーーっと響くのです。なんだか耳から離れません。結局いつの間にか寝てしまったのですが、朝は朝でニュースを見ながら仕度をしているとスポーツニュースの話になるとグラウンドの画像とともに「ぶ〜〜〜〜〜!」の音。
あー、まただ・・・。

感心するのは本当に音が「とぎれない」ことです。たくさんの人が吹くとずっと途切れないんですね。耳鳴りみたいに残ってしまいます。みなさん肺活量もすごいんでしょうね〜。会場にいる人達はしばらくは細かい音が聞こえなくなったりするかも知れませんな。

日本人は「遠いから行かない」という人が多くて旅行会社のもくろみが外れた!なんて話も聞いていますが、それでも熱心なサポーター達は結構大勢現地で応援をしているようです。今朝のニュースでもこども連れのお母さんが応援の意気込みをカメラに向かって話していました。南アフリカでは麻しんが流行っているのに、こども達はちゃんと麻しんのワクチン受けているかなぁ・・・そんな思いで見てしまいました。

今夜はやっぱり試合をみなきゃいけないかな。特にファンというわけではないのですが、こういったお祭りごとはやっぱり参加しなくちゃ、なんて妙な義務感を抱いています。
画面に映る選手やサポーターの人達が、病気をお土産にもって帰らないことを祈りつつ・・・。

<< 前のページ | ホームへ戻る | 次のページ >>

クリニックinfomation
(医)こどもクリニック北
理事長 北 知子
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-4
リーザス南千里2階
TEL:06-6836-0896
FAX:06-6836-0898


(医)こどもクリニック北は、吹田市南千里駅前「リーザス南千里」2階にある小児科クリニックです。

Copyright(C) Kid's Clinic KITA All rights reserved