吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

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朝のお楽しみ

2010年08月23日
ここのところ、クリニックそばの阪急南千里駅周辺ではかなり大きな工事が行われています。駅前のロータリーは広く開放的になりましたが、まだ全貌は明らかではありません。この中でひそかに個人的に注目しているのが「自転車置き場」、駐輪場です。あちこちの路上に置かれていたのと、有料の駐輪場はあったものの雑然としていたのが気になっていたのですが、どうやらこの工事の目的の一つとして駐輪場の整備だったようなのです。

この駐輪場を見るのが最近の私のお楽しみなんです。南千里駅前の信号にはよくひっかかるのですが、左折の車線なのでそこに停まると左側にその駐輪場がよく見えるのです。小さな公衆トイレのような入口が二つ。なにやら手続きをして持ち主が自転車から手を離すと自転車がひゅんっ!とその公衆トイレに吸い込まれるのです。

これ、ずっと前にニュースで見たことがあるのです。地下は大きな棒を中心に筒型の空洞になっていて、その周りに放射線状に自転車が収容されています。自転車は高速でギューンとその棒をまわるようにして下へ降りて行きます。そしてその空洞の周りのどこか奥のほうへ収容されるのです。出庫の時も外からウィ〜ンと棒に向かって引き出されキュ〜ンっ!と回転しながら上へあがってくるのです。その地下の様子が放映されていたのですが、もう本当に「くぎ付け」でした。昔のサンダーバードとかマジンガーZとかガッチャマンとか。あのあたりの「出動!」の場面を想像してしまうのです。

都会のエコと土地活用、としてごちゃごちゃした都会でも大きな駐輪場が確保できる、とかそういうテーマだったかと思うのですが、あれは本当に魅力的です。想像するだけでワクワクします。中がいつも見れたらどんなに楽しいことか!

こういう器械ものって、本当に楽しいですよね。今日は夢中になりすぎて信号が青に変わるのにちょっぴり気付くのが遅くなってしまいました。

靴と靴下のお話

2010年08月22日
ふと思い立ち、靴の修理を3足お願いしました。気に入った靴をずっとはき続けてしまうので、あっという間にかかとのゴムがすり切れてしまうのです。ここのところカツカツと響き渡るヒールの音がしていたのが気になっていたのです。

修理の場所が思い浮かばなかったのでそのまま我慢していたのですが、先日西宮ガーデンの中に靴の修理コーナーを見つけたのです。よっしゃ!とばかりに昨日3足持っていきました。底もすり切れていると言われ結構お金と時間(丸一日)がかかってしまいましたが、それでもちょっぴり元気になった靴を今日引き取り、素敵なお買い物をした気分になっています。

あまり靴を大事に履くほうではありません。でも、足の形が悪いのかなかなか合う靴に出会えないのです。しかも物理的刺激に弱い皮膚なもので、合わない靴だと数分で靴ずれが出来てしまいます。鼻緒のあるぞうり・パンプス類は1分もちません。そのくせ、靴下はあまり好きじゃないんです(最近時々無理してはいていますが、いつも違和感を感じているんです、実は)。

裸足で靴を履くのが理想なのですが、足の皮膚が弱い、靴下が苦手、しかもこの季節はあっという間に蚊に刺される(今日も10分ほど油断して外を歩いたら6−7カ所刺されました)・・・困ったもんです。

というわけで、靴が戻ってきました。あちこちすり切れているところはそのままですが、底が丈夫になったので明日からの通勤でまたしばらくお世話になります。
「よろしくね」と心でつぶやきながら靴箱にしまいました。

二番目に好きな果物

2010年08月19日
夏休み明け。久しぶりにスーパーに立ち寄ったのですが、お野菜は噂通りに高くて手が出せませんね。少量のキノコとかごく少量の茄子とか。緑のお野菜に困りました。・・・明日の味噌汁、どうしよう。最近ワカメとタマネギが多かったのですが、また同じ日々が続く予感。でも、悩んだ末で結局ごく少量のお買い物しか出来ませんでした。

しかし!
そこでふと目に入ったのが、食事とは全然関係ないのですが「イチジク」なんです。
果物の中で一番大好きなのは「桃!」なのですが、二番目は実はイチジクなんです。幼少時に古い古い社宅に住んでいたことがあるのですが、小さな庭にで〜ん、と主のように大きな桃の木が立っていました。実がなり始めるとよく新聞紙で袋を作ってカバーするのを手伝わされた思い出があります。そして、横の方にもう一本。それがイチジクでした。今思うとなんてめぐまれていたお庭だったのでしょう。でもその当時はそのありがたさはみじんも感じず、「普通」だったのです。都会で暮らすようになり、スーパーでいちじくを見かけた時には本当に大声を出してしまいました。まさに「目玉が飛び出るほど高い」んですもの。えぇ!そんな高級品だったの、イチジクって!!普通にひょいパクと食べていたぞ!?

本当に本当にそれから数年、いえ、5-6年、いえいえ、10年に1度くらいしか買って口にすることはありませんでした。今回1泊だけ湯布院へ泊まりましたが夕食に小さな一切れがのっかっていてめちゃくちゃ嬉しかったことが異様に記憶に残っているほどです。

それが今日、スーパーの入り口のすぐ横でセールの名の下に売っていたのです。セールとは名ばかりの高級イチジクでしたが、スーパーを一回りしてふと目に入り、それからどうしても頭から離れず、つい買ってしまいました。なんという贅沢・・・!でも、夏バテ気分が完全にすっ飛んでしまいました。

最近、予防接種をするときに「ス〜イ〜カッ!」といいながら接種することが多かったのですが、「イチジク」なんて言うとみんなきょとんとするでしょうね。あまりメジャーな果物じゃないですし。
田舎出身丸出し(笑)? そうかもしれません。

でも、誰に何を言われても、今イチジクが冷蔵庫に入っていることがとてもとてもとても幸せです。

しょうもない話で失礼しました。。。

暑さ対策

2010年08月17日
久しぶりの外来。みんななんとか立ち上がり、入院した子の入院経過報告も届き、他院を受診した子もなんとかぎりぎり入院せずに立ち上がり。とりあえずほっと出来た一日でした。まだ数人心配なこどもも・・・きっと復活しているはず!

でも、それにしても・・・暑いですねぇ! 今日はクリニック終了後でもゴミを捨てに行ったスタッフが「暑いっ!」と嘆くほど夜遅くまで暑さが続きました。そういえば昨日昼間に野球をしていたこども達が熱中症で10名弱運ばれていましたが、今朝そのニュースを告げた後の天気予報で、大阪や兵庫は暑さが厳しいので「原則的に運動禁止」なんて書かれていました。本当にそうなら高校野球は禁止? でも冗談抜きになる日も近いかもしれません。あと1週間はこの暑さが続くとか。えぇい、何とかしなければ!

クーラーに扇風機にうちわに扇子に。アイスノンに冷えピタシートに氷。日傘もいいかも(私はちょっと苦手ですが)。お隣の玄関で鳴っている風鈴、これもアリですね。そういえば、先日泊まった旅館では昔懐かし「打ち水」をしていました。これも効きます。あたりがほんのり涼しく感じます。そうそう、驚いたのは出されたほんのり熱めのお手ふき。最初は「げー、冷たくないんだぁ・・・」と思ったのですが、これで肘のあたりまで拭くとすーっと水分が蒸発してめちゃくちゃ快適なんです。「うゎぁ、気持ちいいっ!」と小声で叫んでしまったほどです。アトピーさんやあせもさんには外来で時々お話はしていたのですが、実際にやってみるとぬるま湯どころかやや熱めのお湯に浸したタオルでもいけます。その方がすっと気化してくれて気持ちいいかもしれません。風があればなおよろし!です。めっちゃお勧めです。

とにかく、あらゆる手を尽くしてなんとか乗り切りたいものですね。

(でも、今からちょっぴり心配なのが、今年の冬がめちゃくちゃ寒いらしいということ。
寒さにはめっぽう弱い私です。どうしよう・・・冬眠しようかな・・・)

夏休みの一コマ

2010年08月16日
出かけ先にパソコンがなく・・・数日間失礼しました。

今回、実家へ寄った後あこがれの湯布院へ一泊しました。現在の実家や元祖父母の家が大分ですので、近くて遠い、なかなか行けなかった湯布院。様々な雑誌などで「お勧め」されている湯布院。この歳になって初めて訪れました。

で・・・湯布院って、何があるのでしょう? 行った後でも分かりませんでした。ゆったりとした自然豊かな場所、隠れた温泉どころ、と勝手に想像していたのですが、1から10まで完璧に観光化された街なのです。湯布院で何を見たって、「お土産物やさん」だけでした。しかも、日持ちしない「おいしいロールケーキのお店」が多くてお土産にすることも出来ません。ショコラのお店もありましたが、35度の中を持ち歩くのは絶対不可能! 観光として見る場所も、唯一小さいけどとても素敵な湖があったのですが人と暑さでありがたみが・・・。朝霧で有名なのだそうですが、汗をだらだら流しながら見てきました。

幸い、一泊に全てを注いで予約した(ようするに1泊だけしかとれなかった)旅館はとても気持ちのいいところでした。サービスも行き届き、部屋の掃除も隅々まで行き届き、食事もちょっぴり半ひねりあり、味も申し分なし。偶然この日は湯布院で花火大会があり、とてもよく見える場所に旅館の方へ案内していただきました。今年初めて見る花火、淀川やPLとは比べものにならない小さな規模でしたが十分に堪能できました。

周りにも数家族が花火を見ており、おじいちゃんとか「うわぁ、きれいやね〜。た〜まや〜!」なんて懐かしい言葉が口からこぼれていましたが、とても印象に残ったのが、そのそばにいた小さなこども(お孫さん?)から自然とこぼれ出た言葉です。
「すごいねー。きれいだね〜!花火がお月様へ届きそうだね〜!」

確かに横に三日月があり、高く上がった花火がその横に花開き、とても絵になる風景だったのです。でも、こどもが思わず口にした言葉は紛れもなく心からの感動です。何気ない言葉でしたが昼間の疲労が全すぅっと洗い流された瞬間でした。

ホテルのスタッフのホスピタリティあふれる丁寧な対応もとても勉強になりましたし、半ひねり加えた食事を作り出したコックさんにも脱帽ですが、こどもの一言・・・これに勝るモノなしですね。電車を乗り継いで帰り着き、今はへろへろになっていますが、明日からのお仕事再開、またこども達から元気をもらうとしましょう。お休み前にしんどかったこども達も、みんなみんな元気になっているはず! 笑顔で会えることを心から楽しみにしています。(元気になるとなかなかクリニックへ足を運んでもらえないところがちょっぴり寂しい職業なのですけど・・・ね。)

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