吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

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秋の遠足

2010年11月09日
今日は来院されるこども達の手がとても冷たかったですね。また少し寒さは和らぐようなことを朝ニュースで聞きましたが、確実に冬へ向かっている、そんな感じです。

でも、こども達は相変わらず行事がたくさんのようですね。運動会はさすがにみんな終わったようですが、次はみかん狩りにイモ掘りに。遠足も同じシーズンで結構何度も企画されるみたいです。保育園や幼稚園の先生も大変だぁ。みかん狩りやイモ掘り・・・私は幼稚園から中学校まで田舎で育ちましたので、逆にそういうイベントはなかったように思います。ですからなんだかとってもうらやましいです。がんばっていってらっしゃい!

そろそろ紅葉もきれいに色づく頃になってきます。園や学校の行事だけでなく、ご家族でも是非この季節はお出かけを楽しんで下さいね。私はおそらく見に行く時間は作れないかと思うのですが(紅葉は初夏にいつも見に行っていますから、まぁいいや、です)、日々の合間に時間を見つけて折り紙で紅葉や枯葉を増やしていこうかと思っています。あとは、食欲の秋、このあたりで季節を満喫しましょうか、ね。

<今日の1枚>
フランツ・ダンツィ:木管五重奏曲他
 ベルリンフィルハーモニック・ウィンドカルテット

あるCDやさんでこのCDが流れていて「あらま、素敵じゃない?」・・・で、店員さんに教えてもらって買ったものです。フランツ・ダンツィという人も全く知らなかった人なのですが、どうやら木管五重奏曲と言えばダンツィの名前が出てくるほど、この分野の作曲では秀でた人らしいです。
木管楽器とか金管楽器とか、そういえば習ったな、と思いつつCDケースを見てみると、木管五重奏ではフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンで木管五重奏としているそうです。ホルンは金管楽器?・・・一応そうなのですが、木管五重奏では一応仲間入りしてくれているんですって。へぇ〜。
実は3枚組です。時々登場させていますので、軽くきれいな音の木管楽器のBGMが流れていたらダンツィ?と思って楽しんでください。

新しい文房具

2010年11月08日
昨日、お買いものついでに文房具品売り場を覗いてみました。昔から結構文房具はちょっぴりこだわりがあり、ずーっと同じものを使ったり、デザイン性に優れているものを見るとちょいと食指が動いたりしています。つい、文房具売り場を見つけてしまうとうろうろしてしまうのです。

うろうろしてふと「買わなくちゃ」と思いだしたのが付箋紙です。診療時間内でも外でも、ふと気になったことをメモすることが多い毎日、急ぎの内容でないものやちょっと気になり後で調べようと思ったような内容はメモ用紙(コピー用紙の裏です)に書いて、よく喫茶店等で注文書を残しておくようなスタンド(ちょっぴりとがった太い針にメモを突き刺していく、あれ、です)にためているのですが、数日以内に片づけるべき内容等はやはり付箋紙に書いています。ちょうどなくなっていたのです。普段のメモ内容の量を考えて大きさや色をセレクトして、結構売り場に長居をしてようやく1つ購入しました。

もうひとつはカッターナイフ。クリニックに1つ受付においてあるのですが、折り紙を折る時に小さく4つ切りすることがあり、受付からしょっちゅう拝借していました。普通の安物でも十分なのですが、いざカッターナイフ売り場を見ると本当にいろいろ種類があって。またそこで長居をしてしまい、「おぉ、これはグッドデザイン賞がついている!」なんてミーハーな理由で1つ選んで買ってしまいました。折った刃をきちんと処理する入れ物も200円ちょいで売られていたので、ついでに購入。めっちゃご満悦です。

今日は両方ともクリニックの診察机に登場。たったこれだけなのになんだか嬉しくなりました。それぞれ何百円の世界ですが、しっかり幸せを感じました。うふふ。

<今日の1枚>
モーツァルト:フルート四重奏曲・オーボエ四重奏曲
 ブラウ(フルート)・コッホ(オーボエ)・アマデウス弦楽四重奏団員

今日の午後かけたCDです。
実はちょっぴりモーツァルトが苦手な私です。なんだか曲があまりにも定番な流れが多くて・・・。でも、ヒーリングや心の安定、ひいては胎教にも「モーツァルトがいい」なんていう意見もあるようで、「よし、クリニックのために1つ手をだしてみよう」と手に入れたCDなのです。でも後で見たら、実は他の楽団の演奏で夫がCDを持っていました。あらら。
フルート四重奏曲、というとなんだか難しそうな印象を受けますが、みなさんどこかで1度は聴いたことのあるはずです。バックグラウンドミュージックとしてよく使われています。CDについていた説明文に書かれていたのですが、フルートの曲のほうはモーツァルトがフルート愛好家から作曲依頼を受けたために作ったそうで、「フルートという楽器をあまり好きでなかったようだが、旅行中の身、少しでも収入が欲しかったモーツァルトはこの依頼を引き受けた」のだそうです。しかも、5つ頼まれていたのに、1つを以前作ったオーボエ協奏曲を編集しなおした、いわゆる「手抜き」にしちゃったとか。天才モーツァルトも、結構「人間」な所もあったのですね。ちょっぴり親しみを覚えてしまいました。

ジュゴンの海

2010年11月06日
なんと1時間延長の土曜日外来(お待たせして本当に申し訳ないです!)とインフルエンザの集中接種、なんとか無事終了しました。結構くたくたでしたが、今日はお楽しみが待っていました。久しぶりに沖縄から友人が学会参加のために神戸に来ていて、会おうと声をかけてくれていたのです。

ほんの2−3時間でしたがとっても楽しい夕食でした。学会の話もさることながら彼女の近況を聞くだけでもとても刺激になりました。日々を過ごすだけだとどうしても視野が狭くなりがちですので、たまに同期生と会うのって、自分にはとても気合いが入りますね。うわぁ、えらいなーがんばってるなぁー!いかんいかん、私もがんばらなくちゃ!と。・・・定期的に叱咤激励に来てくれたらありがたいんだけどなぁ。

彼女はいつもこちらへ来てくれた時には沖縄の絵本を持ってきてくれます。今回は「ジュゴンの海」という絵本を選んでくれました。中にはかわいらしい絵と共に沖縄の言葉がちりばめられています。懐かしい言葉、私も6年分の経験しかありませんが未だにぽろりと出てくることがあります。優しく暖かい響きの言葉なんです。思わずこの絵本の読み聞かせをしてみたくなりますね。本当に嬉しい贈り物です。ありがとう! で、なんとこの絵本の作者は私の出身である琉球大学医学部の2期生(私は4期生)の先輩とか。すごい才能! 早速クリニックの本棚に置いておきますので、みなさん是非ごらんくださいね。

<今日の1枚>
シューベルト:4つの手のための作品
 デュオ クロムランク(ピアノ)
今日のインフルエンザ祭りの時にかけた1枚です。小さい頃ピアノを少し習っていたせいか、クラシックと言えばついピアノ曲に手を出してしまいます。ピアノ発表会も何度も経験(辛い思い出?)していましたが、実はとても楽しみにしていたのが友人との連弾なんです。音の幅が倍以上に広がるのが何とも素敵で、しかも友人とタイミングを合わせて曲を奏でることが楽しくて楽しくて。その経験から連弾の曲や、2台のピアノのための曲とか、結構興味があります。このデュオ・クロムランクもその1組です(ご夫婦のペアで、女性の方は日本人、男性のほうは・・・忘れました)。
シューベルトは歌曲の王とか音楽の授業で習いましたが、なるほどどの曲も歌を奏でるような素敵な旋律で、心地いい曲が多いような気がします。このCDもかなりお勧めで、一曲目のロンドは中でも大のお気に入りです。特にこのクロムランク夫妻の演奏はお勧めです。やっぱりピアノの連弾って、いいなぁ! 小さい頃よく連弾を一緒にしていた友人、今はどうしているのでしょうか。。。

枠がいっぱいで・・・

2010年11月05日
透明な鼻水がだらだら出て、ゼーゼーヒューヒューと息もしんどそう。そんなこども達が一人、また一人と増えてきました。冬風邪到来!ですね。予防接種も、熱がでてキャンセルされる方が毎回数名いらっしゃいます。何度も風邪で延期となり、3度目・4度目の正直!という方もちらほら。何とも辛い季節です。

体調が落ち着いた時にえいやっ!と受けていただけたらいいのですが・・・クリニックの予防接種の予約枠もいっぱいいっぱいで・・・何とも申し訳ない・・・。一人でも多くの予防接種をこなせられるようにとスタッフも私もめいっぱいがんばっているのですが、なんともはや。一応今調べてみたら、クリニックを始めた時に比べて今は4−5倍の人数枠はこなせられるようにはなっています。しかも金曜日の心臓外来もほとんど予防接種枠に占領されている現状です。同時接種も積極的にアピールしています。うーん、それでも予約を希望される方みんなの分を引き受けることが出来なくて。次はどこを工夫すればさらに人数を増やせられるんだろう。どこに枠を作ったらいいんだろう。診療時間内もめいっぱいで、むしろはみ出している状況だし。・・・とにかく悪戦苦闘の毎日です。胃が痛いです。

てんやわんやの外来の中、「先生も風邪をひかないようにね」と励ましの声をいただきました。気合が入りました。あるお母さんには黄色いコスモスの写メを見せていただきました。思わず深呼吸、気持ちを切り替えることが出来ました。こども達もお手紙や折り紙の作品等を手渡してくれました。泣いちゃいそうでした。こども達もご家族の皆さんも大変だろうに、診察まで待たされてうんざりしているだろうに、なのに私のほうが励ましてもらっています。本当に本当にありがたいことです。

まだ冬は始まったばかりですものね。現状改善のために、さらなる努力、さらなる工夫、さらなる成長! ファイトファイト!

とりあえず明日はインフルエンザの集中接種日です。がっつりがんばりますぞ!!

<今日の1枚>
リスト&ベルクのソナタ:小山実稚恵(ピアノ)
今日午前中〜予防接種の時間にかけていたCDです。リストとベルク、というタイトルですが、バッハのパルティータ、ショパンのマズルカ等も入っていました。このピアニストさん、私の大好きな方です。2度程コンサートを聴きに行きましたが、とっても丁寧、最後の1音まで丁寧に、音の余韻まで大切にされます。どの楽器もそうですが、丁寧に弾くと透き通るような、乱暴にすると粗雑な音が出ます。大きな音も、小さな音も。この方はとてもきれいな音を奏でます。ラフマニノフやショパン等、いろいろな人の曲を幅広く得意にしていますが、特にリストのラ・カンパネラという小品、誰よりもこの小山さんの演奏が私の大のお気に入りです。この方のCDは結構集めていますのでクリニックでもまた登場しますよ(しています、ですが)。

忘れ物展示会

2010年11月04日
ほんのり風邪気味だったので昨日の祝日は自宅で引きこもりの1日としました。ずっとずっと気になっていたこと、「台所の流し・排水溝の掃除」「包丁研ぎ」「新しいプリンターの接続(なんと2−3か月箱のままほったらかしでした・・・)」「新聞・紙袋の整理」を片っぱしからやっていき、睡眠も十二分に取り、身も心もすっきり!です。

でも、本当に昨日1日ゆっくりしていてよかったです。今日は半日分では過去最高人数のこども達が来院されました。必死になって機関銃のように診察を繰り返しましたが、どうしても説明が短くなり、それでもずいぶんお待たせしてしまったようで・・・申し訳ない外来となってしまったような気がします。本当にごめんなさい!です。

ゆっくり休んだ分途中で集中力が途切れることなく、奇跡的に12時15分に終わりましたが、これでも予約が取れないとかで受診を控えられる方も多いとスタッフから聞いています。しんどいのはこども達です。予約が入らなくても受診をご希望される方はぜひクリニックにお電話でご連絡の上でどうぞお越しください。お待たせするかもしれませんが、がんばって診察させていただきます!

さてさて。ここでひとつお知らせです。クリニックに結構忘れ物をされる方がいらっしゃいます。3大忘れ物は「ハンカチ・ミニタオル」「おもちゃ」「傘」です。引き出し1つがいっぱいになってきましたので、今月来月と、忘れ物をお披露目することにしました。来院された方は是非見ていってください。今年中にお引き取りない場合は・・・どうしようかな。処分させていただいてもいいでしょうか? 心苦しくてまだ考え中です。

<今日の1枚>
いつもクリニックではクラシック&ジャズを流しています(午前中に1枚、午後に1枚)。せっかくなので時々ここでご紹介させていただこうかと思いつきました。

シューマンとサン・サーンスのチェロ協奏曲
 ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
 ダニエル・バレンボイム指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

私自身あまり弦楽器には縁がなく聴くことも少ないのですが、この1枚は何かの雑誌でお勧めされていて購入しました。ジャクリーヌ・デュ・プレという女性の演奏です。イギリス生まれの方ですが、3歳の時にBBC放送でオーケストラの楽器紹介の番組があり、その時に流れたチェロの音に惹かれて4歳からひき始めたとか。もちろん才能と親の勧めもあってのことかと思いますが、この「3歳でチェロの音に出会って惹かれた」というところはとっても興味深い話ですね。小さい時になんとなくいい音楽を耳に入れるって、結構大切なのかもしれません。クリニックでもかわいらしいアニメやディズニーの曲をかけようかと思うこともありますが、きっとご自宅でたくさん聴いているはず。せめてクリニックでは、ご自宅ではあまり聴くことのないクラシックやジャズをほんのちょっぴりお楽しみいただけたらと思います。・・・たくさん患者さん達が来られてにぎやかで聴こえないことも多いですけど。

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