吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

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1年生になったら♪

2010年11月16日
今日のお昼間は特殊外来をお休みして、ある小学校の就学前健診にでかけてきました。いつもは教室の1室を使っていたそうですが、人数がたくさんだからと(こども&お母さん、の組み合わせだけでも倍、小さな兄弟がついてきたらさらに・・・です)今日は体育館を使っての健診となりました。

こども達はみんな緊張しているのか「こんにちは」のご挨拶は小声が多かったのですが、おノドを診る時にいつものように「大きな声で“あーっ”って言ってみて」というとその「あーっ!」という声が体育館全体に響き渡ることもあり、「おぉ〜、すごいすごい!」と楽しくなりました。

何人かの保健師さん達もやさしく楽しい方ばかりで、始まるまであーでもないこーでもないと話が盛り上がってしまいました。今日はかなり気温が低い日で、さすがに体育館の中も寒かったですが、気持ちはほかほかです。

それにしてもずいぶんたくさんのこども達が今度1年生として入学してくるようですね。小学校に入ったら大きな声でご挨拶できるようになるかなぁ。一人一人の成長が本当に楽しみです。

<今日の1枚>
ジョー・チンダモ・トリオ: アメリカ!

ジャズです。でも、お父さんお母さんならひょっとして聴いたことのあるフレーズが混ざっているのではないでしょうか。ポール・サイモンの作品をジャズにアレンジしたものです。「サイモン&ガーファンクル」と言ったらもっとうなずく方もいらっしゃるかもしれません。スカボロフェアとか、ミセスロビンソン、サウンド・オブ・サイレンスなどなど。
・・・歳がばれますかしらん? 
ジャズは全くわからない私でもこういったアレンジ曲はワクワクします。「変奏曲」みたいにどんどん曲が広がって成長していく、そんな感じです。ポップスの曲がジャズになったり、クラシックの曲がボサノバになったり、アニメソングがオーケストラでアレンジされたり。
こども達の成長をみるような、そんな感じです。

季節の先取り・・・?

2010年11月15日
きんもくせいの花薫る・・・という話を書こうと思っていたら、あっという間にその香りが弱くなってきました。季節が過ぎるのは本当に早いですね。このきんもくせい、いつも立ち寄るスーパーの駐車場の垣根にずらっと並んでいるのです。2週前程はとてもいい香りがしていたのになぁ。そういえばスーパーの中にはクリスマスの飾り、クリスマスケーキの予約受付パンフレット、そして・・・おせちの予約のパンフレットが並んでいました。季節の流れの早さになんだかついていけなくなってしまいそうです。

それにしても、そろそろクリスマスの飾りをする時期なのですね。というわけで、そのスーパーの売り物をぼうっと見ていて、ある飾り・・・細いワイヤーにいくつかのクリスマスの飾りを結びつけた1mくらいの飾りをみつけ(手作り感満載のかわいらしいものなのですが、実はとっても安い!)、自宅の玄関用に購入してきました。お恥ずかしながら一昨日までハロウィンのカボチャがそのまま飾っていた玄関です。いつもなら11月は柿をかざったりふくろうさんを飾ったりするのですが、昨日はさっそくその飾りを玄関にピンナップして、飾りもサンタさんにしてしまいました。季節の先取りはディスプレイの鉄則!・・・そういうことにしておきます。

クリニックは・・・もう少しさむくなってからにしましょうね。

<今日の1枚>
ショパン 練習曲(エチュード)Op 10 & Op 25
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

ショパンも好きな作曲家の一人です。本とかでお勧め盤とかを見てみますと、ショパンのピアノ曲はこのポリーニという方の演奏が優れものだとか。それを信じて何枚か手に入れていますが、確かにくせのない丁寧な弾きこなしで、安心して聴けます。
ショパンの練習曲、このCDには全部で24曲入っていますが、練習曲といいながらすごい「練習」曲で、とてもじゃないけど私には弾けない曲がほとんどです。技巧的にも難しい曲ばかりです。でも、「木枯らし」「黒鍵」「別れの曲」「革命」・・・それぐらいしか思い出せませんでしたが他にも「エオリアンハープ」「蝶々」「大洋」等々、何曲かには名前がついています。その曲のタイトルを聴いてから曲を聴くと「ほほぅ、なるほど」と思うものが多いです。特に「木枯らし」はまさにその光景が目に浮かぶようで、大好きです。
・・・弾けませんけど。

冬対策

2010年11月13日
1週間が終わりました。一人が元気になるとまた別の子がしんどくなり・・・秋冬はこの繰り返しなのでしょうか。朝昼の気温の差、そしてこの数日は黄砂の影響? そのあたりもきっと関与しているのでしょうね。

ここのところ嘔吐下痢のこども達も確実に増えてきました。どうぞみなさん、手洗いを徹底してくださいね。私も診察時はできる限り毎回流水で手を洗うようにしていますが・・・そろそろ手荒れ防止のスキンケアもしておかなくちゃいけませんね。ちょっぴりがさついてきました。

ついでに言うと、出来る限り頻回に(手を洗うついでに)お茶を1口飲んでいるのですが(気分的にはうがいの代わり)、ここのところ空気が結構乾燥してきているのがわかりますね。お茶がやたらなくなっていきます。そして手がかさついている影響もあり静電気があちこちで「パチパチっ!」・・・先日あわてて(ほんの気持ち程度ですが)診察室に簡易加湿器を出しました。エコーや心電図、他の検査の器械など、あまり湿度を高めるわけにもいかず、微妙に「パチパチくん」が出ない程度に加湿しています。ものすごく簡易なものですが、意外とパチパチくん退治には役立っていますよ。

今月に入ってクリニックでは床暖房もつけるようになったし。暖房も入れるようになったし。しっかり冬対策ですね。
でも、過剰にならないように心がけています。でないと真冬ががんばれませんものね。

<今日の1枚>
エリーゼのために:Favorite piano works

要するにピアノを習っている人がどこかで弾くような小品を集めたオムニバスものです。たまにはこういう「基本」を抑えるようなものもいいかと思い安売りしていたものを手に入れたのですが、演奏者がブーニン・ケンプ・エッシェンバッハ・アルゲリッチ等、どこかで聞いたことのあるような名前の人がたくさん並んでいてちょっぴりお得な気がしています。曲目は「エリーゼのために」「乙女の祈り」「金婚式」「愛の夢」「舞踏への招待」「花のワルツ」などなど。どこかで聞いたことのある曲が満載です。
お気に入りはたくさんあるのですが、そうですねぇ・・・「キラキラ星の主題による変奏曲:モーツァルト」に注目! 「きらきらひかる〜夜空の星よ〜♪」、そう、あの曲です。このシンプルな曲をいろいろアレンジして何と12通りの曲に仕上げたものなのです。私はあまりモーツァルトって好きではないのですが、この曲は「面白いじゃない!?」と思わせる優れもの変奏曲です。この曲、意外と難しくて・・・お恥ずかしながらピアノを習っていた時にも全部弾きこなせなかったです。1つのテーマをいろいろアレンジする「変奏曲」は別の作曲者のものもとっても音が無限に広がっていく感じでとても面白いですよ。
解説を読むと、このキラキラ星はフランス語の恋の歌なんだそうです。<あぁ、お母さん、あなたに申しましょう>と、若い娘が恋する男性のことを母親に打ち明ける内容の歌詞だとか(作曲者不明)。たまにはCDの解説文も読んでみると結構勉強になりますね。

ウィキペディアで調べてみました。

2010年11月12日
今日はCDのお話から。

<今日の1枚>
ドビュッシー:映像1&2、子どもの領分
 ミケランジェリ(ピアノ)

ドビュッシーの作品もとてもきれいに流れるような曲が多くて大好きです(個人的にはドビュッシーの曲とモネの絵って、とっても似合うと思っています。大好きなんです、モネの「睡蓮」って)。さて今日は、このCDの中にある「子どもの領分」の関連内容について、ウィキペディアでちょこっと調べてみました。
この作品はドビュッシーが愛娘クロード・エマのために作った曲だそうですよ。で、昔ピアノを少し弾いていた時、この中の4曲目の「ゴリウォークのケークウォーク」という曲を習ったことがあるのですが(たぶん中学生の頃?)、とっても軽快なダンス曲? ましてや「こどもの領分」という名前。なんだか分からないけどこどもらしい曲。そんな漠然とした印象をもっていました。でも、タイトルの意味がさっぱりわかりません。しかもわからないままなんと今に至っていたのです。この機会にせっかくなので、と調べてみたら、ゴリウォークというのは黒人のあるキャラクターの名前で、ケークウォークというのは黒人の踊りの一種だそうです。このことが分かってものすごく納得しました。曲の雰囲気が一挙に理解できた感じです。習っている時に調べればよかった、と今頃後悔してしまいました。
もうひとつ。ウィキペディアを読んでいて気になったのが、ドビュッシーの愛娘エマの愛称が「シュシュ」だったということ。へ?あの髪留めのシュシュ? と疑問に思いシュシュも調べてみました。あの髪留めのことをシュシュというのはもちろんなのですが、「お気に入りのもの」という意味もあるそうですよ(フランス語)。なるほど、だからドビュッシーが愛情込めてシュシュと呼んでいたのですね。
ちなみに「シュ」というのはキャベツのことだそうで。だから「シュークリーム」っていうのかな? 形から考えて妙に納得です。

今日の予防接種が終わって午後の診察が始まる前にこんなことをパソコンで調べてしまいました。ちょっとした頭の休憩。
・・・たまにはいいですよね。

親子で風邪ひき

2010年11月10日
そうなんです。ここのところ、親子でマスクをされている方が多くいらっしゃいます。診察しようとしたらお母さんのほうが鼻をすすっていたり、お話してもらうのが申し訳ないほど声が枯れていたり。小さなこどもがいるとどうしても大人もやられてしまいますね。
お母さんのほうが重症ですね、というと、「家族中で実はお父さんが一番重症で」という方も一人や二人ではありません。でも、それでもこどもをクリニックへ連れてきて下さるご両親のそのパワーには感服します。

家族みんなで、「いっせいのせいっ!」で復活しないとね。ですから、大人もがんばって時間を作って内科受診してください。クリニックの同じフロアに内科・外科のやさしい先生がいらっしゃいますし、素敵な耳鼻科の先生もいらっしゃいますし。頼りになる眼科の先生もいらっしゃいます。こどもクリニック北を受診されたら、どうぞその足で大人も受診して下さいな。この利便性をしっかり活用してくださいませ。

<今日の1枚>
ワルツ・フォー・デビィ:
  ビル・エヴァンス・トリオ

少し趣を変えて今日の午後はジャズにしてみました。ジャズについては全くの素人さんな私ですが、ピアノだけとか、ピアノ・ベース・ドラム、そんなシンプルな組み合わせのものは入りこみやすくて時々聴いています。有名な人とかは全然知らないのですが、そんな素人でもビル・エヴァンスという名前だけは聞いたことがあり、このCDは何かの雑誌である有名人のお勧めとして紹介されていたので、夫のコレクションからひょいと借りてきました。確かにどこかのインテリアショップとかでもBGMとして流れていたような気がします。とても心地よいCDですね。
以前クリニックへ来られた方に「素敵な曲ですね、クリニックらしくっていいですね」と言われたのがスティングの歌だったことがあり、「そっか、心地よい曲なら特にクラシックにこだわらなくてもいいんだ」と開眼。それからジャズのCDを時々まぜてみているのですが、結構いいもんですね。ちょっと分類不能なBGM用のCDを流したりもたまにはしているのですが、あれ?とかへぇ?とか思っていただけたら嬉しいです。病院やクリニックなんて、普通はあんまり来たくない場所ですよね。ですからせめて少しでも何かいい出会いを感じてくださるようにと願いを込めて。。。

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