吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

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季節を感じる曜日

2010年11月25日
普段、朝から晩までクリニックに閉じこもっている毎日。木曜日の午後はまだ日が高い時間から外を歩くことが多く、私にとっては「季節を感じる曜日」です(土日は自宅で家事をするか、スーパーで買い物をするか、くらいで1日が終わることが多いんです・・・)。

今日は銀行へ用事があり、その後少し歩いて駐車場へ。木々がいつのまにか黄や赤に色づいており、信号待ちをしていると上から銀杏のきれいな黄色い葉が風に舞って降り注いできました。なんてきれい!・・・深呼吸をしつつ、もう11月下旬なんだな、と改めて季節の移り変わりを感じました。そういえば今日来られたこどもの一人がプレゼントしてくれた小さな落ち葉、あれも銀杏の葉でした。うーん、実はしっかりすっかり秋だったのですね。(実はこども達に季節を教えてもらうことも多いんです。)

さらに自宅近くを車で走っていると、びっくり仰天。ある内科クリニックの前にもう大きなクリスマスツリーが飾られていたのです。えぇ、もう!?・・・ますます11月下旬であることを認識、認識というか「痛感」ですね。日々に追われて忘れていましたが、もうクリスマスや年末年始の準備をしなくちゃいけないんですね。せっかく銀杏の舞に魅せられて気持ちよくなっていたのに、ツリーを見てなんだか急に気が焦ってしまいました。

自宅で改めて少し考えてみると・・・あらあら、12月や1月のためにしなければいけないことがなんだかたくさんあるじゃないですか。い、いかん!
そろそろエンジン始動です。がんばらなくちゃ。

<今日の1枚>
ラヴェル 組曲「クープランの墓」 & ストラヴィンスキー バレエ「プルチネルラ」組曲
小澤征爾指揮 水戸室内管弦楽団

ごめんなさい。ラヴェルやストラヴィンスキー、どちらもほとんど分かりません。このCDもお店で流れていた曲を気に入り、小澤征爾さん指揮の曲を聴くことも少なかったのでふらりと手にしたのです。いわゆる衝動買いです。タイトルもなんだかクリニックには不相応ですが、でも、この衝動買いは大当たりです。とても素敵できれいな曲ですよ。一人で仕事をしている時にもこのCDをBGMにすることもよくあります。なんだか妙に気に入っています。
小澤征爾さん。大きな病気にかかられてしばらくご無沙汰していますが、是非またこういう素敵な曲を紡ぎ出して欲しいですね。

手洗いうるおい

2010年11月24日
途切れがちなブログですみません。
電子カルテとパソコンと・・・眼がお疲れモードです。診察日はほとんど座りっぱなしなので、気持ちは疲れても体力的には全然!大丈夫なはずなのです。でも、きっと眼が疲れるのでしょうね。1日の診察が終わるとぐったりです。カルテ整理が必要なのに、しばらく画面を見たくなくなるのです。しゃべった言葉がそのまま文字になればいいのに。本気でそんなことも考えてしまいますが・・・おしゃべりが
多すぎて、とんでもないカルテになっちゃいますね・

普段も出来る限りテレビは限り見ないようにこまめに消し、休日も出来る限りパソコンから離れるようにしているのですが・・・。テレビゲーム世代のこども達は疲れないのかなぁ。不思議です。

VDT症候群というのがあるそうですね。ビジュアル ディスプレイ ターミナルズ・・・要するにパソコンなどの画面を見つめすぎて眼の疲労や肩こりなどが出てくる、そういったもののようです。でも、私にこのような症状が出てくるということは、パソコンの見つめすぎ、こども達やお母さんと眼を合わせての対話が少ない証拠、とも言えますね。疲れなくなったら、開業医合格!なのかもしれません。そう考えるとこのお疲れはある意味、「反省」に値しますね。うー・・・ごめんなさい。

さてさて。

クリニックのほうにはまだまだ鼻水じゅるじゅる、ゼーゼーひゅーひゅーのこども達がたくさん来られています。冬に流行するRSウイルス、あるいはそのお友達ウイルスあたりがまだまだ流行中の様子です。クリニックから少し離れているところではインフルエンザの噂も聞くのですが、不思議とこどもクリニック北にはまだインフルエンザのこどもは出ていません。周りからじわじわと外堀が固められつつある、ある意味、兵糧攻め? そんな戦国時代みたいな気持ちにさえなります。このRSウイルスあたりがピークを越えたらきっとインフルエンザが増えてくるのでしょうね。どきどき、です。

とにかく、こまめな手洗いが一番有効のようです。マスクは「人に風邪をうつさない&ノドの加湿」の意味はあるかもしれませんが、どうやら「予防」の意味はあまりないようです。あまり過信せずに、手洗いとうるおい(インフルエンザウイルスは「うるおい(高い湿度)」が苦手)をとにかく徹底していきましょう。そうそう、手洗いをしっかりする分、お肌の手入れも気をつけて。手のうるおいも大切です。

たとえば血液の流れも、通り道(血管の内腔)がでこぼこしていたらそこで血液がよどんで乱流をおこしてしまいバイ菌や血液の塊がとどまりやすくなります(たまには心臓やさん的としてのお話をば・・・)。ノドもお肌も一緒です。するするすべすべさらさら。とっても大事だと思います。

何はともあれ、体力つけて、栄養つけて、うるおいつけて。
出来る範囲で皆さん、ちょいと気をくばってみてくださいな。ねっ!

空気清浄機

2010年11月22日
知り合いの知り合いの開業医さんに勧められて、空気清浄機を診察室においてみました。量販店のポイントがたまったから、というのが一番の理由です。

クリニックには大きな空気清浄機をど〜んと1台置いていますが、考えてみたら診察室や処置室は結構扉で閉じられていることが多いんですよね。換気扇や空調等は積極的に動かしていますが、それでも菌やウイルスとか「よどんで」いるかも、と思ったからです。こういった器械がどこまで有効なのかは不明ですが、その開業医さん自身も「風邪をひかなくなった」とのこと。こども達がクリニックで病気をお土産に持って帰らないように、多少なりとも有効ならと願いを込めて設置してみました。なんとなく空気がさわさわと身体に当たるのがちょっと気になりますが、もう少し様子を見てみようかと思います。

処置室は様々な物品や何人もの人が出入りする場所なので、一番その様子が分かる看護師さんに決めてもらおうとパンフレットを集めてきました。処置に差しさわりのないように設置場所も考えてもらうと思っています。心電図の器械ですら「じゃま!」と奥へ引っ込められているくらいです。空気清浄機を置く場所あるかなぁ。でも、少しでも気持ちよく過ごしていただきたいですし、ね。

でも、本当に効くのでしょうか、空気清浄機。自宅にも1台置いていますが、その効果はよくわかりません。私が風邪をひかなくなったら「ほんまもん」ですね。


<今日の1枚>
マーク・ゴールデンバーグ:ザ・ベスト・オブ・マーク・ゴールデンバーグ

ご存知の方は少ないかと思います。私ぐらいの年齢でしたらひょっとして・・・?
ずっとずっと昔、サントリーのTVコマーシャルでスペインのガウディの建物の中で怪しげなスタイルの道化師がひょこひょこ出入りしたり踊ったり・・・覚えている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
このコマーシャルで、そのガウディの建物と、そのバックに流れる怪しげな、でもなんだか心地のいい曲にすっかり惹かれてしまい、一生懸命探し当てたのがこの「マーク・ゴールデンバーグ」との出会いです。CDをみるとそのコマーシャルは1984年から数年間のようですね。もう20年以上前になりますが、今聴いてもとても新鮮で素敵な曲ばかりです。
なんだか「小児科」らしくないですが、たまにはこんなおしゃれな曲もちょこっとお耳に入れてみてくださいな。


新しい絵本・古い絵本

2010年11月19日
今日、ようやく忘れ物を引き取られた方一人がいらっしゃいました。「忘れていたこともわからなかった」とのこと、きっとみなさんそうなんだろうなぁ・・・。とにかく来院された方は、ぜひぜひこの忘れ物boxをのぞいてみて下さいね。

さてさて。
先日の「ジュゴンの海」の絵本もそうですが、私は時々新しい絵本をふらりと見つけてはクリニックにプレゼントしています。(そういえば先日母からも絵本のプレゼントがありました。透明なカバーをつけてまたお披露目しますね。)それにしてもこども達は、不思議とたくさんの絵本にまぎれていても新しい絵本をみつけるのがとても上手ですね。すっと見つけて得意げに診察室まで持って入ってきます。自分が選んだ本をこども達が選んでくれるのって、なんだかとてもうれしいですね。最近お披露目した本は、実はインテリアショップの一角にある本のコーナーで見つけたんですよ。本屋さんよりも数が少ない分かなり種類が厳選されていて、意外といい出会いが多いんです。ふふふ。

でも、クリニック始まってからずっと置いてある絵本の中にも異様な人気ぶりを誇るものが何冊かあります。ぼろぼろになって修理をしまくっているのですがそれでも何故かみんながそれを手にします。その魅力の秘密はどこにあるのでしょう。不思議です。内容もさることながら、絵本の大きさ、色、そんなところにもなにかこども達を惹きつけるものがあるのでしょうね。

絵本って、本当に奥が深いですね。

<今日の1枚>
アンコール+(プラス) :小山 実稚恵(ピアノ)

今日はうっかりしていて朝からずっとこの1枚だけをかけてしまいました。小山さんがコンサートのアンコールでよく使われているピアノ小品をセレクトしたもの、ピアノ名曲集&ベスト盤、そんな感じです。彼女のコンサートで丁寧で表情豊かな演奏に感動し、コンサートが終わった直後にも関わらずサイン会をすると聴きあわててそこでCDを購入してサインしてもらいました。えぇっと・・・日付は2008年11月9日です。一人一人に笑顔で丁寧にサインしている姿にも感動しました。本当に素敵な人です。
このCDは確かに名曲集です。どこかで聞いたことのあるようなものばかり。クリニックの時計のオルゴールディスクにある曲も入っています(シューマンの「トロイメライ」)。
ショパンの前奏曲「雨だれ」や「子犬のワルツ」、リストの「ラ・カンパネラ」等々・・・う〜ん、どれもこれもみんな大好きです。

ミニミニブログで失礼します。。。

2010年11月18日
木曜日の午後、お買いものをしてご飯を炊いて洗濯をして、ついでにちょっと時間のかかる煮込み料理なんぞを作っていたら・・・ブログを書くのを忘れていました。
CDの話だけ先に書いていましたので、今日はそれでご勘弁を!

<今日の1枚>
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番&25番
 グルダ(ピアノ)
 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団・アバド(指揮)

なんだかんだとまたモーツァルトのCDがありました。たぶんクリニックのために数枚まとめて購入した中にあったような・・・。ピアノ協奏曲、ピアノとオーケストラの競演モノは結構好きでよくコンサートにも出かけていました。大勢のオーケストラと1対1で音・旋律の対話が出来るピアノって、やっぱすごいよね!と聴くたびに思ってしまいます。
このCDで活躍しているピアニストのグルダという方、モーツァルト弾きとして有名な方ですが、実はジャズの世界でも活躍されていたそうですよ。そういういくつかの顔を持つ人って、憧れますね。昔、ある人に自分の専門分野と全く関係のない分野(医学に限らず)にも何か1つ得意なものを持っておくようにと言われたことがあります。いまだに達成は出来ていませんが、いろいろ手を出しつつ「どれにしようかな」なんて楽しく悩んでいるところです。

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