寒いですねぇ...。
2011年01月15日
1粒で2度おいしい・・・?
2011年01月13日
最近、クリニックとの関連の薄い(ない?)話が多くて申し訳ありません。
でも、今日は本当に本当に本当に!楽しみにしていたことなので・・・。
今日、スティングのコンサートへ行ってきたのです。もともとロック歌手なのですが、今回はオーケストラとのコラボレーションとのこと。確かに最近はちょっとクラシックモードの曲を出すことが多く、リュート演奏をしたりもしていたので、「なるほど、そんなコラボもありかな?」と思いワクワクしながら出かけてきました。
場所は大阪市中央体育館。予想はしていましたが、観客の年齢層は・・・30-50台くらいと比較的高い様子。面白かったのが、どこをどう見ても「サラリーマン」といういで立ちで、会社帰りにカバンを抱えたまま来たぞ、という人達がとっても多かったこと。一人で来られている方、おそらく駅で奥さまと待ち合わせして夫婦で来られている方、サラリーマンペアで来られている方。どうしてもスティングは絶対聴かなくちゃ!という私と同じ人がきっと多かったのでしょうね。
入口にはコンサートグッズが売られているのは当然として、その横ではお弁当・お茶・焼きそばにたこやきが売られていました。出店の類ではなく、本当に「臨時売店」のよう。会場も食べ物持ち込みOK。なんだか不思議な感覚でした。・・・買っちゃいましたけど。
派手なコンサートではありませんでしたが、内容はとてもよかったです。東京センチュリー管弦楽団とのコラボレーションで、もちろん指揮者あり、です。スティングだけでなく、ドラムやギター担当の人もいて、ちょっぴり不思議な組み合わせです。もともとの曲をオーケストラ用にアレンジしているため、前奏を聴いても「ん?これはどの曲?」とピンとこないことが多く、そのまま聴いていると・・・「あぁ!この曲か!」と嬉しくなってしまう、そんな喜びのオンパレードです。
もちろんバイオリンやトランペット、クラリネット等の独奏もあり、通常のロックコンサートとクラシックコンサートを「1粒で2度おいしい」状態で楽しめるお得感です。曲の選択も、クラシックバージョンにしやすそうな曲ばかりでしたので、違和感は全くありませんでした。でも、やっぱりCDで聴くよりも数倍も良かったですね!ナマの楽器音を聴くのも本当にひさしぶりで、バイオリンのソロを聴いている時には思わず棒立ちしてしまいました。「今度また何かのクラシックコンサート聴きに行こう」と思いましたよ。
オーケストラ込み、ということもあってなのか、客層の年齢層が高いからなのか、最初から総立ちで大騒ぎ!というものではなく、有名なアップテンポの曲になると立って踊り、スローになると次々と座って休憩し、となんだか年寄りコンサートでちょっぴりおかしかったです。また、曲が始まると「よっしゃ〜!この曲大好き!」とばかりに騒ぐのではなく、シーン・・・1音1音逃さず聴くぞ、と言わんばかりの静けさになることもあり、なんだか本当に不思議な、でも味や深みのあるコンサートでした。きっとみんな「本当に聴きたくて来ました!大満足!」という人ばかりだったのでしょう。
スティングももう60歳過ぎくらいかと思います。確かに若い頃のきれいな声ではないですが、とても味のある声、しかもすごい肺活量。曲によっては思わず涙が出てしまいそうなほど心に響きました。
大満足です。まさに私にとっては「明日への糧」です。
やはり、生の音・声に勝るものなし!ですね。
でも、今日は本当に本当に本当に!楽しみにしていたことなので・・・。
今日、スティングのコンサートへ行ってきたのです。もともとロック歌手なのですが、今回はオーケストラとのコラボレーションとのこと。確かに最近はちょっとクラシックモードの曲を出すことが多く、リュート演奏をしたりもしていたので、「なるほど、そんなコラボもありかな?」と思いワクワクしながら出かけてきました。
場所は大阪市中央体育館。予想はしていましたが、観客の年齢層は・・・30-50台くらいと比較的高い様子。面白かったのが、どこをどう見ても「サラリーマン」といういで立ちで、会社帰りにカバンを抱えたまま来たぞ、という人達がとっても多かったこと。一人で来られている方、おそらく駅で奥さまと待ち合わせして夫婦で来られている方、サラリーマンペアで来られている方。どうしてもスティングは絶対聴かなくちゃ!という私と同じ人がきっと多かったのでしょうね。
入口にはコンサートグッズが売られているのは当然として、その横ではお弁当・お茶・焼きそばにたこやきが売られていました。出店の類ではなく、本当に「臨時売店」のよう。会場も食べ物持ち込みOK。なんだか不思議な感覚でした。・・・買っちゃいましたけど。
派手なコンサートではありませんでしたが、内容はとてもよかったです。東京センチュリー管弦楽団とのコラボレーションで、もちろん指揮者あり、です。スティングだけでなく、ドラムやギター担当の人もいて、ちょっぴり不思議な組み合わせです。もともとの曲をオーケストラ用にアレンジしているため、前奏を聴いても「ん?これはどの曲?」とピンとこないことが多く、そのまま聴いていると・・・「あぁ!この曲か!」と嬉しくなってしまう、そんな喜びのオンパレードです。
もちろんバイオリンやトランペット、クラリネット等の独奏もあり、通常のロックコンサートとクラシックコンサートを「1粒で2度おいしい」状態で楽しめるお得感です。曲の選択も、クラシックバージョンにしやすそうな曲ばかりでしたので、違和感は全くありませんでした。でも、やっぱりCDで聴くよりも数倍も良かったですね!ナマの楽器音を聴くのも本当にひさしぶりで、バイオリンのソロを聴いている時には思わず棒立ちしてしまいました。「今度また何かのクラシックコンサート聴きに行こう」と思いましたよ。
オーケストラ込み、ということもあってなのか、客層の年齢層が高いからなのか、最初から総立ちで大騒ぎ!というものではなく、有名なアップテンポの曲になると立って踊り、スローになると次々と座って休憩し、となんだか年寄りコンサートでちょっぴりおかしかったです。また、曲が始まると「よっしゃ〜!この曲大好き!」とばかりに騒ぐのではなく、シーン・・・1音1音逃さず聴くぞ、と言わんばかりの静けさになることもあり、なんだか本当に不思議な、でも味や深みのあるコンサートでした。きっとみんな「本当に聴きたくて来ました!大満足!」という人ばかりだったのでしょう。
スティングももう60歳過ぎくらいかと思います。確かに若い頃のきれいな声ではないですが、とても味のある声、しかもすごい肺活量。曲によっては思わず涙が出てしまいそうなほど心に響きました。
大満足です。まさに私にとっては「明日への糧」です。
やはり、生の音・声に勝るものなし!ですね。
お土産話
2011年01月11日
ここのところ、クリニックの控え室にはお菓子が山積みとなっています。この年末年始、スタッフはみんなあちこちへお出かけしたようですね(そういう私も大分へ行きました)。くわしく聞いてはいませんが、お土産をみると北海道、東京、四国、九州...みんなそれぞれ楽しんできたようですね。しばらくは休憩時間に一つ一つ、お土産話も楽しめそうです。
さて、私からもお土産話を。先日行ってきた学会です。
(といっても、めちゃくちゃしょうもない話で申し訳ないのですが...)
もともと土曜日の9時頃から始まっていたはずなのですが、プログラムを見て一応10時過ぎ到着を目指しました。会場の入り口に着いた時、タクシーの運転手に言われました。「あのう...(会場の)関係者の方ですか?」「へ?」「いやぁ、普通、入り口に学会の看板が立っているんですけど見当たらないので、会場を準備する方かなと思って。」...あれれ?確かに看板が見当たりません。会場の入り口も本当に「人っ子一人いない」状態です。「う、うそ...。日にちまちがえたかも!?」思わずタクシーの中でそうつぶやきながら、ものすごい不安を抱えて下車しました。タクシーの運ちゃんもちょっぴり同情のまなざし。。。
入り口のロビーも誰もいません。会場案内の電光掲示板にも学会の名前はなく「理事会:○○○号室」「ポスター:□□□室」そんな表示だけです。会場は5階のはず。でも、学会の前日にお偉いさん達の委員会があったりすることは多いんですよね。大きな吹き抜けに位置するエスカレーターは人が来ると動くシステムなのですが、誰もいないので当然フリーズ。学会は土日と思っていたけど、ひょっとして日月だった...???
エスカレーターで2階へあがっている途中、下に1人見かけました。どこかで見たことのあるような、どこかの大学の「お偉いさん」でした。その先生はエレベーターで上階へ。「うわぁやっぱり!日程を間違えたんだ!!」 今日、どうやって過ごそう?でも一応念のために、ダメもとで、5階まで行こう。2階、3階、4階...本当に誰もいません。半泣きになりながらそこから5階へあがってきて...「いや〜ん、よかった!」受付の人が立っていましたっ!やっぱり日程は合ってたんだっ!! 受付の人にも「よかったです〜!誰もいなくて心配しました!」...一人で盛り上がりちょっぴり苦笑を買ってしまいました。
実は小さな小さな学会、昨年までは「研究会」だったのですが今年からようやく学会入りしたそうです。大きな大きな大きな!会場のごくごく一部を使っての学会開催です。さみしい感じがしたのもよくよく考えたら無理はないのですが、それにしても本当にドキドキしましたね。
前回や前々回、正直あまりおもしろくなかったので今回もあまり期待はしていなかったのですが、今回は結構「へぇ?!」という話の内容がいくつかあり、私にとってはまずまず勉強になりました。久しぶりにお会いする先生何人かと楽しく立ち話ができたし、本州在住(しかも北の方)の先生になぜか福岡のおいしいところを電話番号まで教えていただいたり。おかげさまで夜はおいしいものを堪能! 本もまた3冊ほどゲットしましたよ。久しぶりの「心臓やさん」モード、充実した時間を過ごすことが出来ました。
帰りも飛行機の時間が迫っていましたので、タクシーで。いきなり「17時30分終了の学会ですね。」と問いかけられました。社交辞令的に返事をして乗車し、しばらくして疑問がふつふつ湧いてきました。「ちなみになんでそんなことご存知なのですか?」
そのタクシーの運転手さんは福岡国際会議場での学会はかなり気にしてチェックしているとのことです。最寄り駅からちょっぴり離れているこの会場、タクシー乗車率、高いんだそうですよ。でも、それにしても日程までチェックしているなんて驚きです。前もってチェックしてプログラムをプリントアウトしていつも持っているんだそうです。さらに「日本医師会のHPはパソコンのお気に入りに入っています。」と。さすがプロフェッショナル!
今回の学会での一番の思い出は...「タクシーの運転手」?
いえいえいえいえ、一応勉強もしてきましたよ。はい!そりゃあもう確かに!
おいしいイカのお刺身だけではありません。ちゃんと勉強もしてきましたから!
さて、私からもお土産話を。先日行ってきた学会です。
(といっても、めちゃくちゃしょうもない話で申し訳ないのですが...)
もともと土曜日の9時頃から始まっていたはずなのですが、プログラムを見て一応10時過ぎ到着を目指しました。会場の入り口に着いた時、タクシーの運転手に言われました。「あのう...(会場の)関係者の方ですか?」「へ?」「いやぁ、普通、入り口に学会の看板が立っているんですけど見当たらないので、会場を準備する方かなと思って。」...あれれ?確かに看板が見当たりません。会場の入り口も本当に「人っ子一人いない」状態です。「う、うそ...。日にちまちがえたかも!?」思わずタクシーの中でそうつぶやきながら、ものすごい不安を抱えて下車しました。タクシーの運ちゃんもちょっぴり同情のまなざし。。。
入り口のロビーも誰もいません。会場案内の電光掲示板にも学会の名前はなく「理事会:○○○号室」「ポスター:□□□室」そんな表示だけです。会場は5階のはず。でも、学会の前日にお偉いさん達の委員会があったりすることは多いんですよね。大きな吹き抜けに位置するエスカレーターは人が来ると動くシステムなのですが、誰もいないので当然フリーズ。学会は土日と思っていたけど、ひょっとして日月だった...???
エスカレーターで2階へあがっている途中、下に1人見かけました。どこかで見たことのあるような、どこかの大学の「お偉いさん」でした。その先生はエレベーターで上階へ。「うわぁやっぱり!日程を間違えたんだ!!」 今日、どうやって過ごそう?でも一応念のために、ダメもとで、5階まで行こう。2階、3階、4階...本当に誰もいません。半泣きになりながらそこから5階へあがってきて...「いや〜ん、よかった!」受付の人が立っていましたっ!やっぱり日程は合ってたんだっ!! 受付の人にも「よかったです〜!誰もいなくて心配しました!」...一人で盛り上がりちょっぴり苦笑を買ってしまいました。
実は小さな小さな学会、昨年までは「研究会」だったのですが今年からようやく学会入りしたそうです。大きな大きな大きな!会場のごくごく一部を使っての学会開催です。さみしい感じがしたのもよくよく考えたら無理はないのですが、それにしても本当にドキドキしましたね。
前回や前々回、正直あまりおもしろくなかったので今回もあまり期待はしていなかったのですが、今回は結構「へぇ?!」という話の内容がいくつかあり、私にとってはまずまず勉強になりました。久しぶりにお会いする先生何人かと楽しく立ち話ができたし、本州在住(しかも北の方)の先生になぜか福岡のおいしいところを電話番号まで教えていただいたり。おかげさまで夜はおいしいものを堪能! 本もまた3冊ほどゲットしましたよ。久しぶりの「心臓やさん」モード、充実した時間を過ごすことが出来ました。
帰りも飛行機の時間が迫っていましたので、タクシーで。いきなり「17時30分終了の学会ですね。」と問いかけられました。社交辞令的に返事をして乗車し、しばらくして疑問がふつふつ湧いてきました。「ちなみになんでそんなことご存知なのですか?」
そのタクシーの運転手さんは福岡国際会議場での学会はかなり気にしてチェックしているとのことです。最寄り駅からちょっぴり離れているこの会場、タクシー乗車率、高いんだそうですよ。でも、それにしても日程までチェックしているなんて驚きです。前もってチェックしてプログラムをプリントアウトしていつも持っているんだそうです。さらに「日本医師会のHPはパソコンのお気に入りに入っています。」と。さすがプロフェッショナル!
今回の学会での一番の思い出は...「タクシーの運転手」?
いえいえいえいえ、一応勉強もしてきましたよ。はい!そりゃあもう確かに!
おいしいイカのお刺身だけではありません。ちゃんと勉強もしてきましたから!
応用問題...な2011年?
2011年01月09日
ただいまです。福岡から帰ってきました。
今回の1泊2日、小さなことですがいろいろ考えさせられました。というのも、小さなことで少しずつ、うまく行かないことが重なったのです。でも今回はなぜかこれらを「応用問題だよね、きっと」と思いその問題を一つ一つ解こうと思い直して対応してみました。「こんな時どうする?」、そう、きっとこれらは応用問題だ。...確かにそう思い直して対応してみると、これがまた意外と楽しい旅となっちゃって。
今日の学会は夕方まであったのですが、午前中の予定から午後のセッションが始まるまで、2−3時間空いてしまったのです。う〜ん、気づかなかった。さて、どうしよう。で、確かに午後のセッションで聞きたい話もあったのですが1つ2つだけ。無駄な時間をつぶすより早めに帰って来週の準備をするほうが得策?...よしっ!と早めの飛行機に変更して帰阪することにしました。
携帯で飛行機の便を取り直し、早速クロークに荷物を取りにいったのですが、ここで最初の(この日の、ですが)トラブル発生。名札のホルダーの中にクロークに預けた荷物の札を入れていたのですが、どこかで落っことしてしまったようなのです。かなり慌てましたね。自分の動いた場所をくまなく探しても見つからず、落ち着け落ち着け...と自分に言い聞かせてふと「あ、受付へ聞いてみよう」と思ったら案の定届けられていました。名札ごと。めちゃ恥ずかしかったですが...思いついてよかったです。
急いで荷物をピックアップして空港へ。なんとか余裕を持って到着することができたのですが...年末の飛行機で出会ったばかりのトラブル、ここでも「25分遅れ」とのこと。あーあ。でも、これもきっと応用問題。それなら空港の売店で足を踏み入れていなかった奥までじっくり見て、スタバでコーヒーを買って搭乗口で本を読んで、と完璧な計画をたてて実行。いろいろなお土産に出会って、読みかけの本にも没頭できて充実した時間を過ごせました。これは正解!
そして荷物のチェックのところで、手元のスタバコーヒーをどうしようかと悩むと...「申し訳ありませんが、チェックの為にここで一口飲んでいただけますでしょうか。」。お、おもしろい! 思わず「なるほどねっ!了解ですっ!」と返事をして、わくわくしながら一口ごっくん。そういうチェックを受けたのは初めてでした。楽しめた分、飛行機を早めたこともこれで「正解」!
時間が来てようやく機内へ案内されると、隣にすわったのはこどもの一人旅で乗った男の子。多分小学校1年生くらい。そうなると少し職業病がちょっぴり顔を出します。手元の本を目で追いつつ、この子が飛行機を怖がったらどうフォローしてあげたらいいんだろう、もし飛行機(これがまた小さな小さなプロペラ機だったので)に何かおこった時にはどう対応してあげたらこの子は落ち着いてくれるかな、などなど、すっかり頭の中はその子のことでいっぱい!窓のそとでぶんぶん回るプロペラを見ているとつい最悪の場面まで想像してしまい、ふと自分で笑ってしまいました。これはさすがに妄想レベルでした(でも、本当に10数年ぶりのプロペラ機だったもので...飛行機好きの私でもちょっぴり怖かったです...)。
「もう一度ベルトをお確かめください。」...意外と何度もこのアナウンスが流れていることにも驚きましたが、その男の子はさりげにその度に自分のベルトを確認しているのがとってもいじらしかったです。離陸して少し雲の中を抜けるまで比較的ゆれ、少し緊張した様に見えたので思わず「大丈夫?気持ち悪くない?」と声をかけましたがコクンと無表情でうなずくだけ。あとは...全然落ち着いて乗っていました。CAさんからおもちゃをもらってもあまり興味はない様子。「たいくつやなぁ...」そんな声が聞こえてきそうなほど落ち着いていました。
着陸態勢になった時も、少し揺れるかもと思い「飛行機は何度か乗ったことあるの?一人では初めて?すごく落ち着いているね。えらいねー。」なんて声をかけましたが...そんな言葉がむなしく響くほどその子は全然落ち着いていました。降りる前には足下の荷物を手元に取り上げてあげましたが...おせっかいおばちゃんだったのでしょうか、ありがとうの一言もなく、私に挫折感が芽生えただけでした。う〜ん、この応用問題はダメでしたね。まぁ、おかげでひさしぶりのプロペラ機に対する恐怖感は拭えましたね。そういう意味では「半分正解」。
飛行機を降りて自宅方向への空港バスを確認すると、飛行機が遅れたせいか接続が悪くてなんと45分待ち! げー、また問題ですか。いろいろなパターンを考えて、結局夫に電話。私はモノレールと電車でクリニックへ行き、この連休のために持って帰るのを忘れていた物を取り手元のスタッフへのお土産を置くことにし、夫には空港でなくクリニックの方へ迎えにきてもらうことにしました。案の定考えた通りに夫の自宅→クリニックの時間と私の空港→クリニックがほぼ同じ時間となり、ちょうど空港バスが空港を出発する頃にはクリニックを出発できました。無駄な時間を過ごさずにすみました。これは大正解!
本当にミニトラブルだらけの2日間でしたね。。。
今年は小さなことで微妙に「問題勃発!さてこんな時にあなたはどうする?」なんてことが多そうな予感です。基礎問題をある程度解き慣れて、次は応用問題、そんな感じですね。でも、経験を積むことできっと強くなれるはず。絶対「ついてない...」なんて落ち込まないように、気持ちを奮い立たせよう!
...と、一生懸命思い込むことにしました。
本当はちょっぴり運が悪いなぁと気持ちがなえそうでしたけど。めげないめげない!がんばれがんばれ!...です。
今回の1泊2日、小さなことですがいろいろ考えさせられました。というのも、小さなことで少しずつ、うまく行かないことが重なったのです。でも今回はなぜかこれらを「応用問題だよね、きっと」と思いその問題を一つ一つ解こうと思い直して対応してみました。「こんな時どうする?」、そう、きっとこれらは応用問題だ。...確かにそう思い直して対応してみると、これがまた意外と楽しい旅となっちゃって。
今日の学会は夕方まであったのですが、午前中の予定から午後のセッションが始まるまで、2−3時間空いてしまったのです。う〜ん、気づかなかった。さて、どうしよう。で、確かに午後のセッションで聞きたい話もあったのですが1つ2つだけ。無駄な時間をつぶすより早めに帰って来週の準備をするほうが得策?...よしっ!と早めの飛行機に変更して帰阪することにしました。
携帯で飛行機の便を取り直し、早速クロークに荷物を取りにいったのですが、ここで最初の(この日の、ですが)トラブル発生。名札のホルダーの中にクロークに預けた荷物の札を入れていたのですが、どこかで落っことしてしまったようなのです。かなり慌てましたね。自分の動いた場所をくまなく探しても見つからず、落ち着け落ち着け...と自分に言い聞かせてふと「あ、受付へ聞いてみよう」と思ったら案の定届けられていました。名札ごと。めちゃ恥ずかしかったですが...思いついてよかったです。
急いで荷物をピックアップして空港へ。なんとか余裕を持って到着することができたのですが...年末の飛行機で出会ったばかりのトラブル、ここでも「25分遅れ」とのこと。あーあ。でも、これもきっと応用問題。それなら空港の売店で足を踏み入れていなかった奥までじっくり見て、スタバでコーヒーを買って搭乗口で本を読んで、と完璧な計画をたてて実行。いろいろなお土産に出会って、読みかけの本にも没頭できて充実した時間を過ごせました。これは正解!
そして荷物のチェックのところで、手元のスタバコーヒーをどうしようかと悩むと...「申し訳ありませんが、チェックの為にここで一口飲んでいただけますでしょうか。」。お、おもしろい! 思わず「なるほどねっ!了解ですっ!」と返事をして、わくわくしながら一口ごっくん。そういうチェックを受けたのは初めてでした。楽しめた分、飛行機を早めたこともこれで「正解」!
時間が来てようやく機内へ案内されると、隣にすわったのはこどもの一人旅で乗った男の子。多分小学校1年生くらい。そうなると少し職業病がちょっぴり顔を出します。手元の本を目で追いつつ、この子が飛行機を怖がったらどうフォローしてあげたらいいんだろう、もし飛行機(これがまた小さな小さなプロペラ機だったので)に何かおこった時にはどう対応してあげたらこの子は落ち着いてくれるかな、などなど、すっかり頭の中はその子のことでいっぱい!窓のそとでぶんぶん回るプロペラを見ているとつい最悪の場面まで想像してしまい、ふと自分で笑ってしまいました。これはさすがに妄想レベルでした(でも、本当に10数年ぶりのプロペラ機だったもので...飛行機好きの私でもちょっぴり怖かったです...)。
「もう一度ベルトをお確かめください。」...意外と何度もこのアナウンスが流れていることにも驚きましたが、その男の子はさりげにその度に自分のベルトを確認しているのがとってもいじらしかったです。離陸して少し雲の中を抜けるまで比較的ゆれ、少し緊張した様に見えたので思わず「大丈夫?気持ち悪くない?」と声をかけましたがコクンと無表情でうなずくだけ。あとは...全然落ち着いて乗っていました。CAさんからおもちゃをもらってもあまり興味はない様子。「たいくつやなぁ...」そんな声が聞こえてきそうなほど落ち着いていました。
着陸態勢になった時も、少し揺れるかもと思い「飛行機は何度か乗ったことあるの?一人では初めて?すごく落ち着いているね。えらいねー。」なんて声をかけましたが...そんな言葉がむなしく響くほどその子は全然落ち着いていました。降りる前には足下の荷物を手元に取り上げてあげましたが...おせっかいおばちゃんだったのでしょうか、ありがとうの一言もなく、私に挫折感が芽生えただけでした。う〜ん、この応用問題はダメでしたね。まぁ、おかげでひさしぶりのプロペラ機に対する恐怖感は拭えましたね。そういう意味では「半分正解」。
飛行機を降りて自宅方向への空港バスを確認すると、飛行機が遅れたせいか接続が悪くてなんと45分待ち! げー、また問題ですか。いろいろなパターンを考えて、結局夫に電話。私はモノレールと電車でクリニックへ行き、この連休のために持って帰るのを忘れていた物を取り手元のスタッフへのお土産を置くことにし、夫には空港でなくクリニックの方へ迎えにきてもらうことにしました。案の定考えた通りに夫の自宅→クリニックの時間と私の空港→クリニックがほぼ同じ時間となり、ちょうど空港バスが空港を出発する頃にはクリニックを出発できました。無駄な時間を過ごさずにすみました。これは大正解!
本当にミニトラブルだらけの2日間でしたね。。。
今年は小さなことで微妙に「問題勃発!さてこんな時にあなたはどうする?」なんてことが多そうな予感です。基礎問題をある程度解き慣れて、次は応用問題、そんな感じですね。でも、経験を積むことできっと強くなれるはず。絶対「ついてない...」なんて落ち込まないように、気持ちを奮い立たせよう!
...と、一生懸命思い込むことにしました。
本当はちょっぴり運が悪いなぁと気持ちがなえそうでしたけど。めげないめげない!がんばれがんばれ!...です。
がんばれ町おこし!
2011年01月07日
少し拍子抜けするほど落ち着いた外来でした。毎年そうなのですが、年明けは様々な病気の勢いがふっと拍子抜けします。吐き下しのこども達はまだ少し尾を引いていますが、アレだけ流行していたプール熱(咽頭結膜熱)が「ん?」と思うほどいなくなりました。でも、全国のあちこちでインフルエンザ流行の話題が沸騰、季節型から新型へシフトしてきているという話もありますね。クリニック周辺ではまだまだ全然なのですが吹田市の中でもちらほらと報告が出始めました。流行は...1月下旬頃? 手洗いしっかりと、体調管理もしっかりと。この季節、がんばって乗り越えましょうね!
さて、また少し年末年始のお話を。
今回の旅行の中で、比較的人の少ない、でも地方を盛り上げようと一応がんばっています、という所に何カ所か訪れました。国東半島のほうにある昭和の町、あるいは杵築の町、などなどです。正直いずれも「さびれた」の一歩手前くらいの印象です。でも、地元の人は気負うことなくおだやかに町おこしをがんばっていました。露骨な観光色ではなく、のんびりゆったり。売店や食事どころの店員さんの対応もどこもかしこも気持ちのいいものでした。
最後には地元のスパランドなるものに宿泊したのですが、決して新しい建物ではないにも関わらずきれいにされていて、店員さんもどの人も丁寧で、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。地元の人も気軽に利用できるように、とコンセプトなのでしょうが、ほぼ地元の人ばかりで経営を心配してしまうほどお客さんが少なかったです。大浴場の前には多くの老人会の記念写真がずらり。売店にも地元の野菜までがずらり。地元色満載です。がんばってね!と心から応援したくなりました。
今回の戦利品はあるCDです。旅行途中に由布院ワイナリーにふと立ち寄ったのですが、年明けのしかも雪があちこち残るとても寒い日だったせいかほとんど人はいませんでした。そうっと扉を開けて開店しているのかどうかをみたら、おじいさんが一人広い間でストーブの前でたっていました。「今日、やっていますか?」「どうぞどうぞお入りください。」...お入りしましたけど、そこは本当に何にもありませんでした。ワインの試飲コーナーなのですが、それだけです。何枚かのワイン工場のパネルが展示されていましたが、それだけです。う〜ん、がっかり! と思ったところにふとCDが並んでいるのに気づきました。バッハの曲をリュートという楽器で弾きました、というものです。録音されたのがこのワイナリー。へぇ、っと思わず買ってしまいました。だって、現地販売のため半額でしたもの。
これが結構大当たり!でした。ワイン蔵での録音、リュートの音がとてもすてきに響きくんですよね。昨日さりげにクリニックでかけてみましたが朝の準備がとても気持ちよかったです(<今日の1枚>としてご紹介すればよかったです。また今度)。以前チェロのロストロボーヴィチという人が無伴奏チェロ曲を教会で録音されているのを聴きとてもその響きに感動したことがありますが(今、豆粒院長室で時々聴いています)それと同じような気持ちになりました。また今度かけますね。
さぁて、明日から1泊福岡へお出かけです。
今年は楽しい学会になればいいのですが。
さて、また少し年末年始のお話を。
今回の旅行の中で、比較的人の少ない、でも地方を盛り上げようと一応がんばっています、という所に何カ所か訪れました。国東半島のほうにある昭和の町、あるいは杵築の町、などなどです。正直いずれも「さびれた」の一歩手前くらいの印象です。でも、地元の人は気負うことなくおだやかに町おこしをがんばっていました。露骨な観光色ではなく、のんびりゆったり。売店や食事どころの店員さんの対応もどこもかしこも気持ちのいいものでした。
最後には地元のスパランドなるものに宿泊したのですが、決して新しい建物ではないにも関わらずきれいにされていて、店員さんもどの人も丁寧で、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。地元の人も気軽に利用できるように、とコンセプトなのでしょうが、ほぼ地元の人ばかりで経営を心配してしまうほどお客さんが少なかったです。大浴場の前には多くの老人会の記念写真がずらり。売店にも地元の野菜までがずらり。地元色満載です。がんばってね!と心から応援したくなりました。
今回の戦利品はあるCDです。旅行途中に由布院ワイナリーにふと立ち寄ったのですが、年明けのしかも雪があちこち残るとても寒い日だったせいかほとんど人はいませんでした。そうっと扉を開けて開店しているのかどうかをみたら、おじいさんが一人広い間でストーブの前でたっていました。「今日、やっていますか?」「どうぞどうぞお入りください。」...お入りしましたけど、そこは本当に何にもありませんでした。ワインの試飲コーナーなのですが、それだけです。何枚かのワイン工場のパネルが展示されていましたが、それだけです。う〜ん、がっかり! と思ったところにふとCDが並んでいるのに気づきました。バッハの曲をリュートという楽器で弾きました、というものです。録音されたのがこのワイナリー。へぇ、っと思わず買ってしまいました。だって、現地販売のため半額でしたもの。
これが結構大当たり!でした。ワイン蔵での録音、リュートの音がとてもすてきに響きくんですよね。昨日さりげにクリニックでかけてみましたが朝の準備がとても気持ちよかったです(<今日の1枚>としてご紹介すればよかったです。また今度)。以前チェロのロストロボーヴィチという人が無伴奏チェロ曲を教会で録音されているのを聴きとてもその響きに感動したことがありますが(今、豆粒院長室で時々聴いています)それと同じような気持ちになりました。また今度かけますね。
さぁて、明日から1泊福岡へお出かけです。
今年は楽しい学会になればいいのですが。

(医)こどもクリニック北
理事長 北 知子
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-4
リーザス南千里2階
TEL:06-6836-0896
FAX:06-6836-0898

全国でじわじわと攻められ、近畿圏に上陸し、大阪へやってきて、吹田市の中でぱらぱらと出始めて。今週半ばについにクリニックでも出てしまいました。しかも、出始めたらなんだか勢いよく増えてきています。1月中旬から下旬とにらんでいたのですが、思ったより勢いがあり驚いています。症状が比較的軽い人が多いのが救いですが。明日はかなりの寒波がやってくるとか。インフルエンザにとっては願ったりかなったりの気候です。どうぞ皆さん、インフルエンザなんかに負けないように、栄養つけて、疲れを残さず、手洗いしっかり! がんばってこの季節を乗り切りましょうね。
今日は今年初めてクリニックの床にワックスがけをしました。13時から18時近くまで、とにかく丁寧にしてくれる業者さんにお願いしていますので、その間は机仕事に没頭できます。カルテ整理に始まり、消耗品の注文やお金の振込(インターネット)とか、情報ファイルの更新とか。書類の整理もコピー機のトナー交換までしました。こういう「やむを得ない拘束時間」、やっつけ仕事をこなすには絶好のチャンスなんですよね。予定のすべてをこなすことはできませんでしたが、気持ち的には締め切り迫った宿題を終えたような、かなりのスッキリ感です。
でも、寒さにはこたえました。暖房はしっかりかけていたのですが、それでも物を移動して寒々としたクリニック、なんだかかなり寒さを感じました。時々換気の為に扇風機をまわしたりドアをあけっぱなしにしたりしているせいだと思うのですが...終わった頃にはなんだか鼻水ぐしゅぐしゅ。クリニックがきれいになるのはうれしいけど、さ、寒いっす...。
お掃除業者さんに「寒い中ご苦労さまでした」と声をかけるとそれでもクリニック内にずっと暖房をつけていたことに逆に感謝されました。おかげでワックスの乾きが早くて助かりましたと。この人たちは普段どれだけつらい環境でお仕事をされているのでしょうか。そんなことを考えると、心の底から感謝、感謝、ですね。こんな寒い中でも小さなことに感謝の気持ちを持てるのは本当に尊敬!ですね。
今夜から明日にかけて、猛烈な寒波がやってくるとか。今日明日とセンター試験ですので、受験生にとっては本当に辛い辛い2日間ですよね。なんだか自分が受験した時のことをつい思い出してしまいました。
その頃は「共通一次試験」なるものでしたが、私は寒い寒いところにある神戸大学で受験しました。で、なぜかそうしなければいけないような気がして、高校の制服(セーラー服)で受験に挑んでしまい、本当に死ぬ思いをしました。今でもその光景を覚えているほどの記憶に残る寒さでした。吹きさらしの非常に高いところにある大学でしたからねぇ...あまりにも寒かったので「こんな大学なんて、頼まれても絶対来たくない」なんて思ってしまったことを覚えています(りっぱな大学です。頼まれることなんて絶対ないのに...)。でも、寒いととにかく肩に力が入り、手がかじかむんですよね。足も寒くてガタガタ。ほっかいろ、なんて全く役に立ちません。マークシートも塗りにくいったらありゃしない。もう、半泣き、でしたもの。思い出しても背中がぶるぶる震えてしまいます。
だから、大学は「絶対暖かいところ!」と、琉球大学に...いえいえ、この受験会場の寒さが理由ではないのですが、...でも、暖かいところに行きたかったのは本当です。
受験生の皆さん。
とにかく暖かい万全のスタイルで、寒さなんかに絶対負けないでがんばってくださいね!